月組 カンパニー/BUDDY 観劇感想
異色で話題の月組 カンパニー/BUDDY見てきました!
月組見るのっていつぶりだろう…
……舞音、か?
約2年ぶりの月組ということになります。
今回は旦那の全組コンプリートと、大好きな早乙女わかばの退団公演ということでチケットとりました。
始まる前から異色だと話題だった今作。
感想を記録しておきたいと思います
お芝居 カンパニー 努力、情熱、そして仲間たち
今回のお芝居は原作のある現代もの。
原作小説は新潮社から出ている伊吹有喜先生のカンパニー。
小説はよく読みますが、この作家さんのお名前を聞くのは恥ずかしながら初めてです。
お芝居全体を見た感想としては、
これ…小説として成り立ってるの?
という。
原作というより、今回の脚本石田先生へのツッコミ。
もちろん舞台化するにあたって、設定とかはある程度変更されています。それはパンフレットでも原作の伊吹先生が言ってました。
ただね、なんかこう…見せ場だけを強引に繋ぎ合わせただけのような気がするんですよ。
顕著なのが、美弥ちゃん演じる高野悠が「バレエをちょろっとかじっただけのアイドルなんかと同じ舞台に立てねえよ」とウィーンに帰ってしまうところ。
美弥ちゃん激おこで大慌てかと思いきや、急に夏祭りでのフラッシュモブだの、SNSでのダンスバトルだのをして集客がんばろ!っていうわかばの提案。
え、何それ、美弥ちゃん出ないからその分他の方法で集客しようってこと?
と思いきや、結局ウィーンまで美弥ちゃん説得に行ってるし。
そして唐突に始まる夏祭りシーン。
そしてフラッシュモブで謎に柔道の形をするたまきち。
からのたまちゃぴ「月が綺麗ですね」
月が綺麗ですね、の台詞は夏目漱石が表現したILOVEYOUの日本語訳で、とても文学的なんだけど、アニメかなんかで使われたり乱用されて今じゃチープな台詞に成り下がってしまってます。
たまちゃぴがやるからなんとか保ってられるけど、そうじゃなきゃシラケるレベル。
それにたまきちがすごい読書家とか博識って描写もないのにこの表現は…耳にして良い言い回しだ!と思っていつか来る日の為にストックしてました!っていう勘違いナルシストさんに見えてしまわないだろうか。
夏祭りとこの月が綺麗ですね、のシーンを入れたくて強引に繋ぎこんだのかな、という印象です。
1幕だけだし時間がないのもわかるんだけど、他のシーンとの繋がりが強引すぎて見てて気持ち悪いです。
原作が元々そうなのか、今回の脚本化が悪かったのかわかりませんが、違和感がすごかったです。
次に
誰がメインなの?問題
メインはもちろんたまちゃぴなんですが、カップルとしての見せ場の割合はこのくらいに感じました。
たまちゃぴ:4
美弥くらげ:4
美弥わかば:1
月城わかば:1
美弥くらげがメインでも十分成り立ちそうなレベルです。
そもそも、キャラクター自体の厚みはくらげが一番。
▼たまきち
妻を亡くしたサラリーマン。元柔道部の体育会系。普段はイエスマンだけど、珍しく専務にたてついて総務部からバレエ団に飛ばされる。
▼ちゃぴ
バレエ留学するも海外の荒波に揉まれ撃沈。コンビニ店員しながら日本の中堅バレエ団で細々と活動。スリを撃退してくれたたまきちに一目惚れ。
▼美弥
ヨーロッパの公演で主役を務めるレベルの日本人バレエダンサー。足を故障しつつも頑張ってきたがそろそろ限界。進退を悩み中。
▼くらげ
元アスリートだが、故障によりトレーナーに転身。美少女ランナーを支える美人トレーナーとして活躍していたが、その美少女ランナーが突然の妊娠で仕事がなくなり、リストラの危機。バレエ団で美弥ちゃんのサポートを任命されるも本人には拒否され必死で食い下がる。
▼わかば
大手製薬会社の社長令嬢にして中堅バレエ団のメインヒロイン。幼なじみの高野が好きで一緒の舞台に立つのが夢。今回の公演で引退予定。
ほら、見てよ。ちゃぴのキャラクターの薄さ。半端ないよ。もはやこれ、くらげの話よ。
みんなで壁乗り越えたらまた壁出て来て…最後は大団円って話の構造自体はわかりやすいし、バレエダンサーとサラリーマンっていう役柄も宝塚…というかたまちゃぴにはぴったりなんだけども、舞台化するには難しい話だったんじゃないかな、という気が。
ただ、たまきちの柔道経験のあるサラリーマンって設定はぴったりすぎだったし、ちゃぴ、美弥ちゃん、くらげ、れーこのビジュアルは相変わらず素晴らしかった。
今回で退団のトシちゃんの出番がちょっと足りなかったけど、わかばのプライドの高いお嬢様っぽさもさすがでした。
あと、個人的にすごくよかったのがみんなが私の名前を呼んでくれてること。
たまきちのね、亡くなった奥さんがともみさんなんですよ。
あ、私ともみって言うんですけど。
ほんでたまに「ともみ」とか「ともちゃん」って名前が台詞の中に出てくるんです。
ともみさん役がいるわけじゃないから、余計名前呼ばれてる感があって。めちゃくちゃいい。
美弥ちゃんの「ともちゃん?」がずっと耳に残ってます。ありがとうございます。
ヅカオタのともみさんは見に行くべし。
ショー BUDDY 悪党は月からやってくる
こちらが話題の組長が頭に地球乗っけてるショー。
珍しいお芝居仕立てのショーです。
宝塚市が首都の平和な地球に月から悪者がやってきてめちゃくちゃやるってストーリーですね。
構成自体はよくあるショーと変わらないんですけど、ストーリーがついてる分すごく新鮮。
ロケット、男役郡舞、デュエット、フィナーレまでもストーリー仕立て!
普段のビジュアルにわーきゃー!言ってるショーよりも見ごたえあるので、たまにはいいかも。
個人的に一番好きだったのは美弥ちゃんが1人でたまきちの帰りを待ちながら色気駄々漏れで歌ってるとこかな。
それにしても、お芝居、ショーと久しぶりに見て思ったんですけど、
月組さんって路線娘役不足してない?
月は詳しくないからわかんないですけど、今回に関してはちゃぴ、わかば、くらげ、美園の4人しか目立ってなかったかな、という感じ。
わかばもちゃぴもやめるし、そしたら次のトップ娘はくらげでしょ?路線娘役少ないよなー。
叶羽時は新公ヒロインやったけど、はしごおろされた感あるし…あとは結愛かれんちゃんとか?
ま、宙も似たようなもんだけどね。
星組 星蘭ひとみ 二度目の新公ヒロイン
次の星組公演、Another world/Killer Rougeの新人公演メンバーが発表されました。
紅ゆずるの康次郎役は天華えま
綺咲愛里のお澄役が星蘭ひとみ
星蘭ひとみちゃん、二度目の新人公演ヒロインです。
星組の新公世代だと
・2番手娘役の雪育ち有沙瞳
・宙から組替、美しさなら負けない華雪りら
・新公ヒロイン経験もあるびっくら小桜ほのか
・最近爆上げ?水乃ゆり
こんなところでしょうか。
今回は日本ものだし、雪で経験のある有沙瞳ちゃんを持ってくるという選択も出来たはず。
りらも宙から組み替えさせたわけだから、ヒロイン候補とまではいかなくても重用するかな、と思ってたし。
ほのかも桜華に舞えでヒロインやったけど、あれ一回だけ。歌も歌えるし、またやらせてもいいと思う。
水乃ゆりちゃんはブーケドタカラヅカでこっちゃんとすみれの丘やってたし、ぴーすけとイベント出させてたりしたからてっきり推したいのかと思ってたけど。
それでも星蘭ひとみちゃんをヒロインに持ってきたってことは、前回のベルリンわが愛の評価が高かったってことなのかな。
スカステニュース見た限りは初々しさと線の細さ、パッと目を引く華やかさは役にぴったりだった。
極美慎くんとのコンビも目鼻立ちくっきりした同士でお似合いだったし。
でも、役と相手役に恵まれた感がなくもないから、次の新公は楽しみ半分、不安半分。
どうせ見に行けないだろうけど。
とりあえずは星組のお稽古場映像楽しみにしていようっと。
チケットぴあの新サービス「Cloak」って一番望んでた形かも
今日、チケットぴあから「サービス変更」についてのメールがきてました。
Cloak(クローク)
っていう新しいサービスを4/18にリリースするらしいです。
Cloakの目玉はなんといっても
チケットの分配、リセール
◆分配
複数枚まとめて買った場合、一緒に行く人のアカウントに権利を移す
◆リセール
チケットとったはいいけど、行けなくなったりした場合、定価で他の人に譲れる
行く人はみんな「自分のチケットで行きましょう」っていうことですね。
リセールはまさに望んでいた形!!
転売ヤー撲滅運動の一種なんでしょうけど、チケットかぶりとか行けなくなったとかは必ず出てくるから、売れるとこないのはないで困ってた。
実際、次の星組公演2枚ダブってて、
twitterで欲しい人探してもいいけど騙されたりしたら嫌だし、結局譲渡系サイトで売るしかないかな、なんて思ってたから。
これが本来あるべき姿だと思う。
こないだネットで見たけど、安室ちゃんのライブ、本人確認とか厳しすぎて入れなかった人いるみたいじゃないですか。
厳しくするのは構わないけど、顔写真見比べたりってさすがにやりすぎだと思うんですよ。
免許もパスポートも持ってない人はどうすんの?
転売ヤーが蔓延ってる現状だとそうしなきゃいけないのかもしれないけど、どうしてもいけなくて友達に譲ったりとかって絶対あるし。
それまでNGにするのはあり得ない。
全てのサービスがCloakみたいな形に対応してくれて、みんながこういうところから買えば、安室ちゃんほどの規制もしなくて済むようになるだろうから。
ぴあだけじゃなく他のサービスでも早急に同様の対応してくれるのをお待ちしております。
インスタ女子って口裂け女なの?
平日の昼ごはんはコンビニかチェーンのカフェかうどんかファレスか…な私。
いつも同じだと流石に飽きてくるわけで…
今日は気が狂ったのかインスタ映え〜なこちらを買ってしまいました。
インスタ映え用サンドイッチ
昼休み、フラフラ宛もなくさ迷って辿り着いた駅ビルで購入しました。
これで500円。
高いか安いか…感じ方は人それぞれでしょうが、これでミラノ風ドリアが1と3分の2ほど食べれると思ったら高いです。
私の前にはインスタにはスタンプで目元隠した子どもの写真載せてるよって感じのママ友二人組が並んでいて、同じようにこのインスタ用サンドイッチを購入してました。
店頭に並んでる時から
「きゃー!インスタバエー」なんて感想は一切なく、「食いづらそうだな、おい」と思ってたんですが、ボリュームありそうだし、その時は気が狂ってたんでお洒落人間のフリして購入しました。
お洒落人間は公園の葉桜の下とか、会社のスタイリッシュ休憩室とかでモグモグするんでしょうが、私は物が乱雑に置かれた会社のデスクで食べます。
会社で出して改めて思った。
でけえ
こんなサンドイッチ食べてるって
インスタ女子はみんな口裂け女なの?
案の定食べにくい。
2歳児のようにぼろぼろこぼしながら食べました。
鷹の爪が縦横無尽に飛びます。辛い。
レタスは大きいものが数枚クルクルしてあるので、失敗すると大部分が引っ張られてきます。
仕方ないのでレタスを先に手で引っ張りだしながら食べました。
レタス単体なので、レタスの味しかしません。
具とパンのとこは美味しかったけど。
しかも更に残念なのが、このサンドイッチ、ボリュームが全然無い。
レタスが半分以上を占めてるってのもあるけど、そもそもサンドイッチ自体そんなにでかくないんだこれが。
私の下手くそな絵で申し訳ないんだけどね、上から見るとパンパンでコロンってしてるから大きく見えがちなんだけど、袋をサンドイッチの下で結んでそう見せてるから、黄色い部分は空洞なのよ。
だから、普通の四角いサンドイッチを大量レタスで拡張してるだけで、サンドイッチ自体のボリュームはそんなにない。
ただ、食べにくくてゆっくり食べるから、この量でもギリ満足できたけど、ボリュームを求めてるなら、大人しくカップラーメンにしといた方がいい。
きっともうインスタ映え用サンドイッチを買うことはないと思うけど、正しい食べ方があるなら教えてほしい。
おしまい
※ちなみにインスタ映え〜って馬鹿にしてるわけじゃない。私もインスタはやってるし、インスタ用に加工もする。けど、このサンドイッチはインスタ映えにこだわりすぎて本来のサンドイッチとして楽しめないんじゃない?という話。
3月4月に行く!日帰り、勝沼ぶどう郷ワイナリー巡り
4月になり、うちの会社にも新入社員がわんさか入ってきました。
うちの部署があるフロアに新入社員のお部屋が作られてしまったので、トイレ混みそうでやだなぁなんてことばかり考えている今日この頃です。
さて、つい先日山梨県に行ってきました。
山梨と言えば、ワイナリー巡りでしょう!
ということで、ワイン苦手な旦那と一緒にワイナリーを巡ってきました。
今回は旅行帰りに3件、翌週10件行ってきましたのでご紹介します。
山梨ワイナリー巡りとは?
山梨=くだもの のイメージはあると思うのですが、なかでもぶどうの栽培がさかんで、山梨県内には約80ものワイナリーがあるそうです。
特に甲州市の近辺に多く、我々観光客が歩いて回れるくらいの距離にかたまっているわけです。
ただ、たわわに実ったぶどうが見れるのは夏~秋にかけて。3月4月は木だけの茶色いぶどう畑しか見ることが出来ません。
その分、人が少ないのでゆっくり見ることが出来ますし、勝沼ぶどう郷駅の桜が見事なので3月中旬~4月頭のお出かけはとってもオススメ。
都内からだと往復3500円ほどなので、青春18きっぷが半端に余ってる場合にもオススメです。
甲府駅のワイナリー
まず1日目にお邪魔したのは甲府駅から徒歩5分の
SADOYA
レストランも併設されているので、ここでランチするのも◎
一軒目にここを選んだのは、しーらん(壱城あずさ)が行っていたから、というヅカオタならではの理由です。
ちょうど山梨旅行がきまっていたこともあり、神のお導きか!とSADOYAさんにお邪魔しました。
非常に明るく綺麗でテーマパークのような可愛らしいワイナリーです。
こちらではワイナリー見学を有料(500円)で行っています。ネットだと3日前までの予約が必要ですが、この時期だからか予約無しでも参加することが出来ました。しかも参加者は私たちだけです。
しーらんも見学したらしく、是非行きたいと思ってたのでラッキーでした。
スタートは敷地内のぶどうの木から。
ぶどうが実ってる時は試食も出来るそうです。
閑散期ということもあり暇だったのか、SADOYAの部長さんが案内してくれました。
地下のワイナリーを見学し、赤、白、ロゼの3種を試飲出来ます。 おまけ?で出してくれたジュースがとても美味しくて購入。
ワインの歴史や作り方、価値など「え、そうなの!?」みたいなことも多く、非常に勉強になります。
なお、SADOYAさんではワイナリー見学をした人は商品購入するとグラスワインを1杯頂けます。
商品も見学者割引をしてくれるので少しお得です。
(他の試飲は有料です)
ワイナリー見学が出来るところは有料無料複数ありますが、ワイナリー巡りのはじめの方でしっかり説明してもらえる有人の見学ツアーに参加するのがオススメです。
石和温泉駅のワイナリー
甲府駅から中央線に乗って7分ほどで着くのが石和温泉駅。お洒落な駅舎の1階には有料の試飲バー的なものが設置されています。
石和温泉駅で最初にお邪魔したのは
マルスワイン
工場のような大きな敷地に入ると、すぐに見えるのがワインを運搬してる車。本当に入っていいのかしら?という気になります。
こちらのワイナリー見学は無料で勝手に見てまわるタイプ。所々に設置してある音声ガイドを押すと、薄暗い地下に女性の声が響き渡って恐ろしいようなノスタルジックなような…とりあえず押さない方がいいです。
勝手に回れる分、気が楽ですが、音声ガイドと展示だけではいまいち頭に入ってこないので、やはりどこかでしっかり説明してもらうのがオススメです。
こちらは試飲も無料で勝手に注いで飲めるタイプ。
今回お邪魔した中で唯一、蛇口をひねるとワインが出るという夢のような試飲です。壁ワインの他にもオススメの2本が置いてあり、赤、白、ロゼと10種類ほど試飲することが出来ます。
こちらでは有料試飲もあり、グラスでの試飲も出来ますが無料試飲で十分なほど。
残念なのが、ワインを売っている店が地方のお土産屋さんのようになってしまっていること。
大型バスのツアー客向けというか…「山梨 ワインチョコレート」とか「山梨 マスカット大福」とか売ってる感じ。伝わりますかね?
残念ポイントはあったものの、こちらでは赤の甘めワインを一本購入しました。
モンデ酒造
マルスワインから歩いて15分ほどの場所にあるのがモンデ酒造さん。
「見学」の大きな看板があるのでわかりやすいです。
こちらも無料でワイナリー見学が出来ますが、入る前に係の人がパンフレットを渡してくれます。すれ違った作業服の方も笑顔で会釈してくれたりと好対応。
が、こちらはワイナリーというよりは完全に工場見学。お邪魔した日は缶ワインの製造ラインのみ稼働していました。
奥に進むと樽とかもあったりするんですが、観光客向けの展示用の空っぽ樽だと思います。(撮ってませんが樽の間に撮影スポットもあります)
これも、SADOYAの部長に樽について教えてもらったからわかることです。
こちらも試飲は無料で、最初にカップを受け取って好きなものを勝手に飲んでいく形式です。
こちらはワインだけでなく、ジュースや梅酒、お茶のお酒なんてのもありました。
パッケージに地球の写真が入った「ワインの旅 宙(そら)」という白ワインもあり、宙組ファンとしては買わなければと思ったんですが…
ここはマルス以上にお土産屋さん感が強くて、正直店に入った瞬間にううーん…という感じ。
お菓子はもちろん漬物まで売ってました。
その上、閑散期にしては珍しく店内が賑わっており、子どもがはしゃいでいたので何事かと思ったら、大型バスのツアー客でした。
というわけで買う気が失せてしまったのでここでは1本も買わずに撤退。
ただ、缶ワインや200mサイズのワインがいくつも売っているので、バラまき用のお土産ワインを探している人はいいかもしれません。
1日目はここで終了。モンデ酒造を出たところで「SADOYAでもっと買っておけばよかった!!」と大後悔。ワイナリー巡りとしては物足りなかったこともあり、翌週再チャレンジすることにしました。
勝沼ぶどう郷駅のワイナリー
翌週、再チャレンジで向かったのは勝沼ぶどう郷駅。ワイナリー巡りとしてはここが最も有名です。
駅は高台にあり、いい時期に来ると緑のぶどう畑が一面に見渡せるのでしょうが、この時期は満開の桜が見れます。
スタート前に駅でこちらのマップをもらうのがオススメ。
案内所のカウンター上に置いてありました。
ここからの交通手段は4つ。
・徒歩
→疲れる
・レンタサイクル
→坂道多い。試飲したら飲酒運転
・バス
→本数少ない
・タクシー
→高い
というわけで私たちは歩いて行くことに。
今回はこのルートで行きます。
原茂ワイン
他の方のブログを読んで行ってみたかったところNO1!
こちらはカサデノーマというカフェが併設されていてランチがとても美味しそうだったので、一番最初に行くことにしました。
ただ、営業は4月上旬~11月の間のみ。
伺う予定だった4/1は空いているのかわからなかったので予約しなかったんですが、前日夜にオープンするのを確認。そのまま予約すればよかったのですが、今回は予約無しで伺いました。
お店についたのはカフェオープンの11時少し前。
既に店内には人が沢山…カフェの受付に名前を書いた時点で予約の人を含めて10組目くらいだったかな。
結局入れたのは11:40頃でした。
ワイン飲んでランチ食べてーだから、回転は悪いです。
こちらが注文のお料理。1700円ほどです。
1つ1つがとっても美味しくて大満足!
旦那が追加注文してたバナナケーキもずっしりで美味しかったです。
カフェの待ち時間は敷地内を散歩したり、試飲をさせて頂きました。
こちらの試飲はバーのようになっていて、スタッフの方ではなく原茂ワイナリーの醸造主…とでも言うのでしょうか。主の方がグラスに注いでくれて説明してくれます。
料金は無料です。
指定しなくても、オススメを白からロゼまで7,8種類試飲させてくれました。一つ一つ味が違うのもわかり面白かったです。
とってもしっかり試飲させて頂けたこともあり、こちらでは白を1本購入。
そして、ここは何と言ってもトイレがめちゃめちゃキレイなのがポイント!!!
私も2回利用させて頂きました。
店内もシックでお洒落だし、トイレも最新型でキレイだし…建築物としても見所アリです。
マルサン葡萄酒
原茂ワインから歩いて10分ほどで着くのがこちらのマルサン葡萄酒。黄色い日差しが目印です。
小規模でしっかり試飲させてくれるとネットで見たので期待してたのですが…
地元の商店という感じの店構えの上、店内には親戚?地元の人?が数人座ってワイワイやってて入りづらいことこの上ない。
その上、店の前では子どもが3人くらい遊んでおり(多分ここのワイナリーの子)、結局断念しました。
シャトレーゼベルフォーレワイナリー
マルサン葡萄酒からまた10分ほど歩いてやってきたのが、シャトレーゼベルフォーレワイナリー。
全国展開しているあのシャトレーゼさんのワイナリーです。
「シャトレーゼ」という名前から正直期待ゼロで行ったんですが、ワインはしっかりしてました!(失礼)
しかも、こちらで取り扱っているワインのほとんどは全国のシャトレーゼでも取り扱っていないし、ネット通販等もしていないそうです。ここでしか買えないってのは購買欲をそそられますね。
試飲は無料と有料があり、銘柄を指定すると人柄の良さそうな店員さんがグラスに注いでくれます。
原茂ワインの試飲で許容量をオーバーした旦那はデザートワインをお願いしたのですが、「最初にこれ飲んでしまうと他のワインの味わからなくなっちゃいますけど大丈夫ですか?」とのこと。
お気遣いありがとうございます…大丈夫です。
こちらでは白とロゼを3種類ほど試飲。春にオススメだというロゼを買うか悩んだのですが、2軒目でもう2本目買っちゃうのもな…と思い断念。
恐らく歩きで回られる方は帰りもここの前通るパターンが多いと思うので、気になったら帰りにまた寄りましょう。お店は17時までだそうです。(日によるのかもしれませんが)
盛田甲州ワイナリー
シャトレーゼの向かいにあるレストランが併設されたワイナリーです。
こちらは1日目のマルス、モンデと少し似た雰囲気。
見学は店内で受付をしています。
試飲は無料ですが、店内は狭く、試飲も小さなテーブルに氷の入った入れ物があり、そこにワインがひしめき合っているような状態です。
私達が行った時は小さなお子さんのいる家族が1組。お母さんが一人ガブガブと試飲してました。
ここで飲んだナイアガラ種の甘口ワインがとても美味しかったんですが、閑散とした雰囲気になんとなく買う気になれずこちらも早々と退散しました。
とは言え、お店が狭いのでこの時期に行くのはオススメだと思います。
シャトーメルシャン
こちらは盛田甲州ワイナリーのお隣。天下?のメルシャンです。スーパーでも売っているのでご存知の方も多いのでは。
こちらは工場見学も試飲も有料で工場見学は予約必須です。
工場見学の方はシャトーメルシャンの建物前の階段を降りますが、予約してない方はそのまま道なりに進みましょう。坂を登りきると交差点があるので、お寺の角を左に曲がります。
そうするとすぐにお店と資料館が右手に出てきます。
シャトーメルシャンのお店はガラスばりでとってもお洒落!店内には軽食とワインが購入できるカウンターがあり、座って飲むこともできます。店と資料館の奥には芝生が広がっていて、ピクニックしてる人もいらっしゃいました。
商品は見たかぎりほとんどワイナリー限定商品だったので買って帰りたいなとは思ったのですが、フルボディが多く(苦手)、数も多いしで試飲はいいか、という気持ちに。
というわけでこちらも購入せず、資料館へ。
昔使っていたワイン作りの道具や日本で作られた最古のワインなどが展示されていて、結構見ごたえあります。
メルシャンは工場がとっても大きいので、ここの工場見学は是非参加してみたいです。
蒼龍葡萄酒
先程の交差点の右角にある建物が蒼龍葡萄酒。
ここはかなりお客さんが入ってて賑わってました。
店内は明るいのですがお洒落過ぎず、とても居心地がよかったです。
こちらの試飲はレジでカップをもらい、冷蔵庫に入ってるものを自由に飲める形式。
上から辛口、甘口、ジュースだったかな?と並んでいるんですが、お客さんが勝手に出し入れしているので、さっき辛口にあったのが甘口のところに…なんてことも。
辛口甘口それぞれ6本くらいとジュースが2本。赤い葡萄ジュースと白い葡萄ジュースで、白いジュースはかなり甘いそうです。(旦那談)
こちらでは旦那がブルーベリージュースを(何故ブルーベリーにしたのか謎)、私は甘口の白を1本購入。
白だとシャルドネやナイアガラなんかはよく見かけましたが、こちらはデラウェア。
スーパーにも並んでるあのデラウェアです。
試飲して美味しかったので購入したのですが、人気NO1だそうです。
イケダワイナリー
こちらも他の方のブログを見て行きたいと思っていたところ。
青い壁に葡萄の絵が描かれた素敵なお店です。
こちらは店内は狭めで「ひやかし御免」って感じだったのですが、接客してくれた若い女の子(学生さんだろうか)が「試飲できますよ」と声をかけてくれたのでお願いすることに。
試飲は500円ですが、1本でも購入すると500円は戻ってきます。ので、購入を検討されているなら試飲するのがオススメ。
こちらでは大きなワイングラスにスパークリング、白、ロゼ、赤と全部で10種近く飲ませて頂きました。
スパークリングの試飲はなかなか珍しいのでは。
店員さんはシャイなのか「これが○○です」と商品名しか言ってくれないのですが、質問するとめっちゃ答えてくれました。
結局、店に入って第一印象でいいな、と思っていたロゼを購入。
パッケージもお洒落です。
くらむぼんワイン
こちらも行きたいと思っていた1つ。
イケダワイナリーから徒歩5,6分でしょうか。
古民家を改装した店内はとってもお洒落。
楕円形?のテーブルにワインがズラリと並んでいます。
こちらもイケダワイナリーと同じく試飲は500円で1本でも購入すれば500円は戻ってきます。
試飲はとってもしたかったのですが、イケダワイナリーでけっこう飲んじゃったのと、最後の赤のフルボディ4杯に少しばかりダメージを受けていたので残念ながら遠慮することに。
後から入ってきた方が「葡萄ジュースが美味しいのよ ー」とお友達に言っていたので、ネット通販があれば購入したいです。
ダイヤモンド酒造
くらむぼんから2分ほどで着くのがダイヤモンド酒造。普通のお宅のような感じでとっても入りにくい…
意を決して入りましたが、どなたも出て来なかったのですぐに退散。
東夢
ダイヤモンド酒造から来た道を戻り、蒼龍、メルシャンの前を通って、シャトレーゼの前を曲がって川沿いを歩いて出てくるのが東夢さん。
お店は階段を上がって2階です。閑散期もあって無人だったのですが、すぐにお店の方が出て来てくださいました。
2階なのもあって、店内は明るく、見晴らしもとてもいいです。
試飲は無料と有料があり、オススメを出してくれます。疲弊していた旦那はジュース、私はそのジュースをワインにした限定のものを頂きました。
ワインだとあまりわからないのですが、ジュースはまるでりんご!
葡萄なのにりんご!という感想しか持てないボキャブラリーの少なさが情けないのですが、本当に葡萄なのにりんごジュースのようでした。
こちらのジュースは本数限定でネット通販してないらしいので購入。
見た目もりんごジュースのようです。
あと、アジロンという香りが強い葡萄で作られたワイン(原茂、蒼龍でも試飲にあります)も頂いたのですが、他のとこだと甘口が多いのにこちらは辛口。すっきりとした飲み口で中華料理にも合うそうです。意外。
東夢さんによると、GWも観光客が少なくわりと空いているそうです。ぶどうの丘の方はそこそこ賑わうそうなのですが、ワイナリー巡りをしている方はそんなに多くないのだそう。
というわけで10件(ちゃんと見たのは8件)まわって帰りました。
購入したのはワイン3本、ジュース2本の計5本。
どれも1000円~2000円の間です。
なお、元々行く予定だった大泉葡萄酒と岩崎醸造は日曜定休で残念ながらやってませんでした。
このルートだと、10:30勝沼ぶどう郷出発で、16時過ぎの電車には乗れます。(本数が少ないので事前にチェックしといたほうがいいです)
都内につくのは18時半ごろなので、日曜に行ったとしても家である程度ゆっくりできます。
ワインが好きな人はもちろん、ハイキングとしてもとってもオススメなので、次のお休みに山梨行ってみてはいかがでしょうか?
東京スカイツリー×宝塚歌劇 ヅカオタ春のお出かけ
5/13まで開催中の
宝塚歌劇×スカイツリー
みなさん、もう行かれましたでしょうか?
ヅカオタとして参加しないわけにはいきませんので、私ももちろん行って参りました。
チケット購入など色々調べたのでここでお伝えしたいと思います。
コラボ概要
開催期間:3/1~5/13
開催場所:東京スカイツリー
私はド平日の月曜朝に行きましたが、春休みということもあり、帰りは観光客でごった返しておりました。
今から行くのであれば、4月2週目以降かGW後の平日朝をオススメします。
チケット購入
コラボ限定スペシャルブックレット付チケット:3900円
(展望台、展望回廊入場)
今回のコラボ用に上記のスペシャルブックレット付の特別チケットが発売されております。
購入はぴあで↓
https://t.pia.jp/pia/event/event.do?eventBundleCd=b1893803
スペシャルブックレットはもちろん欲しいんですが、通常の入場チケットよりも300円お高くなっております。
通常チケット料金はこちら
当日券もありますが、前売りの方がほんの少しお得です。
今回私が利用したのはよりお得な朝割チケット。
こちらは8:00~9:30までの時間限定ですが、通常3600円のセットチケットを3000円で購入することが可能です。
展示
ここからが今回のメイン!コラボ展示のご紹介です。
◆エレベーター
展望台から展望回廊までのエレベーターも宝塚とコラボしています。
どちらに乗れるかは運ですが、私は運良く両方のエレベーターに乗ることが出来ました。
人が沢山乗っているので、全貌を見たい方は最後にゆっくり降りましょう。
私は一緒に乗っていた団体さんがなかなか降りなくて全体写真は撮れませんでした。無念。
星組エレベーター
Bouquet TAKARAZUKA フィナーレ
花組エレベーター
Sante! フィナーレ
◆展望回廊
こちらはスカステニュースでも紹介されていた通り、宝塚歌劇の設立から現代までの年表が当時のトップスターのお写真と共に紹介されています。
エレベーター降りて正面はミニサイズの大階段。
空いていれば階段に上がって写真も撮れます。
こんな感じで展望回廊にぐるっと年表が展示されています。
晴れてたのに景色は全く見れておりません。
そして、年表の先には各組トップさんの写真、サインと音声ボタンが。
ボタンを押すと、組にそったゲロ甘ーな台詞で口説いてきます。ヅカオタ的には録音してるのを想像してる萌え半分笑い半分ですが、宝塚に免疫ない人はどういうイメージを持つのだろうかと気が気じゃありませんでした。
これは是非現地に行って確認してください。
ちなみに理事のお写真、サインもありますが、音声ボタンは残念ながらございませんのであしからず。
その奥にはお衣装展示なども。
私、1789のこのお衣装見るのは2度目です。
もう1つは何故か太陽王のあーちゃん衣装。
また古いの持ってきて…
何故太陽王なのだろうか…謎過ぎます。
年表にいなかった分、娘役さんはここでまとめて紹介されております。
が、花乃、咲妃、妃海、実咲の4名は何故かスルーされており大変に残念です。
そして、下の写真のまどかが非常に窮屈そうです。何故こんなにバランスが悪いのか…謎。
なお、現役トップ娘役の写真の下には、それぞれが公演で使ったアクセサリーも展示されております。
お団子キャップなどは恐らく手作りのものでしょう。
5組分のシャンシャンも。
雪組のはSuper Voyageのなのでちょうど全国ツアーでも使ってるやつですね。高まります。
また、週がわり?で各組トップスターのパネルが設置されています。(午前中に行くと逆光です)
今は星組。紅さんが地上450Mで手を差しのべて待ってくださっています。
◆スタンプラリー
また、期間中はスカイツリー、スカイツリータウン内で宝塚のコラボスタンプラリーを行っています。
5種類のスタンプを集めるとステッカーがもらえます。
ステッカーというかでかいシールです。
私は手帳に貼りました。
KITTEコラボの時の缶バッジよりいくらかマシです。
◆展望台
また、私は見れませんでしたが、夜には展望台で5組トップによる特別映像が流れます。
こちらだけは7月末までやってますので、期間中に行けなくても諦めないで!
カフェブレ公開収録
さてさて。
働き盛りの会社員がド平日の朝っぱらからスカイツリーに登ったのには訳があります。
はい、元星組トップスター北翔海莉さんのカフェブレ公開収録です。
元々この日にお休みをとっていたら、運良くこの収録と被ったわけです。大変なラッキーでございます。
放送は5月とのことで内容はお伝えできませんが、お写真のアップは問題ないとのことなのでいくつかご紹介。
司会はヅカオタにはおなじみの落語家 立川らく次さんです。
この日も愛が爆発しておりました。
収録中の撮影は禁止だったのですが、わざわざ最後に撮影用にお時間作ってくださいました。
みちこさんもらく次さんもカフェブレも最高です。
みちこさんは相変わらずのエンターテイナーで、一緒に行った旦那はみちこさんの一言一言にうんうん頷きながら見ておりました。
また、いつもは視聴者プレゼントのサイン色紙も集まった人の中から1名にプレゼントということで…
みちこさんとジャンケンさせて頂きました。
案の定負けましたが、手汗でぐっしょりだったので負けてよかったかもしれません。
結果、行ってよかったよ
やっぱり、みちこさんに間近でお会いできた(拝見できた)のが大きいとは思いますが、割と満足感の高いコラボだったと思います。
残念ポイントは入場料が高いのと、人が多すぎるところでしょうか。
実際、私は何度もソラマチに来ていますが、スカイツリーに登ったのは今回が初めてです。このコラボがなきゃ一生登ることはなかったでしょう。
なお、私は時間がなかったので、この公開収録後、マッハでスカイツリータウン内をかけまわり、スタンプラリーして帰りましたが、展望台カフェではコラボメニューを提供していたり、展望回廊で羽根を背負ったソラカラちゃんと写真撮影ができます。
また、展望回廊のコラボショップでは4000円以上お買い物をすると観劇チケットが当たる抽選なんかもやっています。
私は何も買っておりませんが、ブルーレイ1枚買えば2回抽選できますね。
KITTEコラボが物足りなかったヅカオタも、きっとこちらは満足出来るんじゃないかと思います。
公演のない日に是非お出かけしてみてはいかがでしょうか。
ドラマ 海月姫最低視聴率で幕を閉じた…らしいよ
今期の月9だった海月姫が昨日最終回を迎えたわけですが、初回放送から変わらず視聴率の低迷は続き、結局 月9史上最低の平均視聴率を出してしまったそうですね。
私は「きせかえユカちゃん」から東村アキコ先生育ちなので、もちろん海月姫も単行本全巻揃えております。
そんな私、少女漫画の映像化には大反対です。
昨今は映画もドラマも漫画原作ばっかり。漫画人気に乗っかってるとしか思えない。
なんでもかんでも映像化しやがって!原作ファン的には迷惑この上無いです。
しかも私が持ってる漫画ばっかり映像化しやがってこんちくしょー!!!
そんな映像化反対派の私ですが、東村作品の映像化は原作に忠実で、満足度が高いと思っています。
ドラマ化するのは「主に泣いています」「タラレバ娘」に続いて、今回の海月姫が3作目。
海月姫は一度映画化してますが、正直この作品を映像化するのには抵抗があったので予告くらいしか見ていません。
そんな中での月9海月姫。
月9のくせにぶっ飛んだの持ってきたな、と思いました。
東村作品なら美食探偵のほうが月9っぽいのに。なんて思いながらも録画。
タラレバ娘がかなり良かったので、東村人気にそのまま乗っかってんだろ、という否定的な気持ちで見始めました。
もちろん最初は
なんでシュウシュウ弟になってんねん!
って突っ込みから入りました。
わざわざ蔵之介を留年させてまでシュウシュウを弟にする必要はあるのか甚だ疑問です。
それでも最後まで見続けたのは、
キャストがものすごくピッタリだったから
最初は月海役の芳根京子ちゃんもそんな可愛くないなーって思ってたし、瀬戸くんも可愛い系だから蔵之介にはちょっとな、なんて思ってました。
しかも、松井玲奈がばんばさんって、、いいの?それで?みたいな。
それなのに、見始めたら、本当に漫画のキャラがそのまんま存在してるかのような錯覚に陥りました。
ばんばさんとまややの声、立ち姿、振舞い…
現実に存在していたらこういう感じなんだろうな、というのが本当にそのまま現れてて驚きました。
(声はアニメのイメージがついちゃってるかもだけど)
ノムさんも千絵子さんも花森さんも、一切期待を裏切ることなくそのまんま。
ノムさんなんか絶対変になると思ったのに、全然違和感なかった。
そんなぴったり配役の中で、とんでもなくぴったりだったのが
ジジ様はとにかくビジュアルがそのまま。少し猫背気味なところも、雰囲気もびっくりするぐらいジジ様。それに加え、地味ながらも芯がしっかりしたところとか、どもってるとことかもそのまんま。原作から飛び出たキャラNO,1!
同時並行で越路吹雪物語を見てたから、同じ大人しい女性を演じているのにジジ様とお時さんで全然違ってて、木南晴夏ってすげえなって純粋に思いました。
稲荷さんはもっとキツめの女性をイメージしてたんだけど、あんな可愛い顔した泉里香が思った以上に稲荷さんをこなしてて驚き。稲荷さんて結構動きも感情のふり幅も激しいから正直ミスキャストかなって思ってた。最近の泉里香人気に乗っかったのかなーって。
しかも、私の中での泉里香はセーラーマーキュリーだったから、ビジュアル以外だと稲荷さんは合わないだろうと思ってたんだけど、良い意味で裏切られました。これから泉里香=稲荷さんのイメージになりそう。
主演の芳根京子ちゃんも地味で素朴な感じが月海そのまんまだったし、瀬戸くんの女装は予想以上に可愛かった。そのくせ男っぽいシーンはドキドキさせてくれたし、とっても良かった。
東村作品の映像化は(映画海月姫はおいといて)、毎回キャストがぴったりなのが本当にうれしい。
主に泣いてますの中丸と菜々緒もよかったし、タラレバの吉高由里子もすっごく良かった。
もし、今後また映像化することがあっても、東村作品だけは安心して楽しめそう。
もう1つ良かったポイントとしては、
全17巻の原作をうまくまとめて完結まで持っていったこと。
もちろんかなり駆け足だったとは思うんですけど、原作ファン的には違和感なく繋がってたなという印象。ほぼ原作そのまんまだから、うまく要約したな…って感じだけど、メリハリもしっかりしてて良かったと思う。
まさか17巻分全部やり通すとは思わなかったけどw
特に最終話は原作17巻をかなり忠実に再現してる。
ラストシーンに限ってはドラマの方が今後の展望が予想出来てよかったかなと思います。目白先生の登場シーンも自然でよかったし。しかも、こちらも原作とぴったりビジュアル。
ここに関しては原作よりよかったかもしれない。
というわけで、視聴率はかなり低くて大誤算!な感じになってるみたいだけど、
原作ファンの1個人としては期待を裏切られることもなく、かなり楽しめたんじゃないかと思っています。
原作ファンだと「原作そのまま」ってことでかなり加点されるけど、原作を知らない人や4,50代の人からしたら、確かにとっつきにくいジャンルだし、展開早めだからついていけないって部分は多いのかも。
作品としては良かったと思うけど、月9の枠にしなくても良かったんじゃないかなというのが正直なところ。