ミ~ル~ク~が~…ない!
ミルクがないのに、うちの弟がカルボナーラを作りました。
こんな感じ。
弟いわく「本場はこんなもんだから」だそうです。
お姉ちゃんは君がイタリアに行ったの知らないよ?
でもこないだの缶詰めそうめんパスタより断然美味しかったので、1700円はとれるよ。
よかったね。
さて、今日は花火大会だそうです。
私は興味ないので帰りますが。
先日、人に連れられて五年ぶりに花火大会に行きました。
暑い中、人混みに入って腕ベタベタしながら見るのが苦痛でたまりません。
出来ればクーラーの下で見たいけど、そんな高層マンション上階のお家賃は払えないので、それなら別に見なくていいです。
先日はもうすぐ結婚する先輩カップルと河川敷で座って見たのですが、その河川敷っていうのが坂になってるんです。
なので、前に立たれると見えないのです。当たり前ですが。
そんな中、二人組の男の子が現れました。
いわゆるヤンキーみたいな。
高校1年生とかだと思います。
白Tと黒Tとしましょう。
この二人が長い時間、立ったまま座らないんです。
写真撮っても必ず下に入っちゃうから、わざわざこっちが動かなくちゃいけなくて、
そうするとそのまた後ろの人が見えなくなっちゃうから負の連鎖ですね。
それを見かねて、未来の新郎が立ち上がりました。
「おい!みんな座って見てるんだからお前らも座れ!!」
と言ったかはわかりませんが、一人で注意しに行ったのです。
あら、意外と男らしい!
それを聞いた白T男子は座ったんですが、黒T男子は座らず…
反抗期でしょうね、仕方ありません。
みんなで目を合わせて仕方ないね、って視線で会話してたら、新郎再び立ち上がる。
今度はちょっと強め。
それでも座らない黒T。
新郎!早くしないと新郎も迷惑になっちゃうよ!
と心の中で叫ぶ私。
結局そのあとそれをもう一度繰り返して、三度目の正直で黒Tが白Tに連行される形で事なきをえました。
殴られるんじゃないか、とハラハラしました。
それと同時に思ったのが、ああ、結婚するんだなってことです。
家族になるってことは大黒柱になるってことですよね。
恋人同士とはちょっと違う責任感とか正義感とかそういうのが混じって、きっと注意しにいったんでしょうね。
先輩がレベルアップしたのを目の当たりにして、なんだか感動しました。
でもやっぱり花火大会はもういいかな、と思います。