変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

ボーイズバーに潜入してみた③

ボーイズバーに潜入してみた①②もあるのでそちらからどーぞ




戦わずして相席屋をあとにした我々25歳トリオ


時刻は22時35分

「どうする?」

「もうどっか普通にカフェでも入る?」

そういやその辺にドトールだかエクセルシオールだかがあった気が。


味気ないけどこんなもんか…


そう、足を歌舞伎町の出口に向けかけた時でした。


「あ、そうだ。ボーイズバーは?」


ボーイズバー…?

それは、友達が体験に行ったとき、途中でシャツのボタンを4つめまで外すように言われて、報酬をもらわずに帰ったというガールズバーのメンズバージョンですか?


「ボーイズバー?」

「そうそう、なんか今ならイケそうじゃない?」


確かに…相席屋に踏み入れたことで心のストッパーが緩くなってる今ならイケそう…


「行くか!!!」


ということで、再度歌舞伎町の奥に逆戻り


ネットでお店を見つけ(単純に検索トップ)、ホームページで下調べ


あら、意外とお安いのね

22時まではチャージ料300円(1時間ごと)みたいなので
今なら300円とドリンク代だけです

この時間だし、一時間で出るしね


メインのキャストページを見るも

「カミングスーン」

これ絶対スーンちゃうやろ!



とまぁ、ブツブツ言いながらもGO!



目当ての店の前を通りすぎ(わざと)(様子見)、

心臓バックバックさせながらお店の入っているビルへ

普通の飲食店も入っているらしく、ちょうどエレベーターから中年の男女グループが出てきたので、その流れにのって目的の店へ


店構えはお気軽にどうぞ感が全くなく、ここでもまた尻込み。

お決まりの「あんたから先に入りなさいよ!」「ヤダヤダ!先入ってよぉ」なんてやりとりを無言マッハで終わらせ、いざ突入



店内は薄暗く、席はバーカウンター、カウンター、テーブル席の3タイプ


思った以上にお客さんが入ってました



入り口でまごまごしてると
一番若手とおぼしき子猫風イケメンが登場

か、かわいい…!!


( ;∀;)

かわいい…だと?

おそらく昔の私なら「めっちゃイケメン!」ってなるんでしょうが、かわいいって思った時点でああ、25歳って感じがして…ちょっとショック

大学時代の友人といると、あの頃は…からの今を見るとものすごく年を取ったような気がします


まぁ、それはさておき。

この時点で22時47分

子猫くんが話しかけてくれました。

「はじめてですか?」
「はい…」
「これシステムなんですけど(説明書を渡される)、チャージ料が違ってて…テーブルとカウンターのどっちにします?」

「「「カウンターで!」」」


(お金もそうだけど、テーブル席にいっぱいいる女子大生みたいなのの中に放り込まれるのが嫌だった)


子猫くんは「ちょっと待っててください」と言い、奥へ


なんだなんだ、と思っていると…

「すみません、この時間なんでチャージ料500円になりますがいいですか?」


な、なんだと…!?

何のために急いできたと思っとるんだ!!!!!


3人の間にざわっとした動揺が走るものの、ここまできたんだからと諦めることに。

まぁ、ね。
仕方ないよね…200円くらい…大人だし…ね…


バーカウンターはいっぱいなので、真ん中のカウンターに通されました。
カウンターとテーブル席に設置された腰の高さくらいの仕切りの間に人が通れるスペースが。
ボーイズがここに立って接客してくれるのであろう。

立たせるの可哀想だな、なんて思ってしまう25歳。

とは言え、ここからは店内をぐるっと見回せるので初心者にとってはなかなか良い席。


我々がきょろきょろしている間に子猫くんは一人一人に伝票をわけてくれ、目の前に置いてくれました。

チラッと見ると伝票には…22時50分の文字

なんじゃい!ここはしっかりしとんのか!

と思いながら大人しくメニューを見る私。


予想外にドリンクメニューはめちゃめちゃ豊富です。
勝手にビール、梅酒、ありがちカクテルくらいしかないと思ってたんですが(ごめん)、ウィスキーも数種類、ワインカクテルもあるし、カクテルのベースも豊富!!
これにはびっくり。

お値段は大体が800円

普通のバーに行くのと変わりません。


子猫くんにそれぞれドリンクを注文して、いざ!!!



次回!華麗なるイケメンボーイズたちの登場です!