ボーイズバーに潜入してみた④
ボーイズバーに潜入してみた①~③からどーぞ
さて、飲み物もきて、3人で小さく乾杯
ごっくん
いやー、それにしても見渡す限りの女子大生(仮)。
数人でゲームをしてるテーブルもあれば、まるで恋人同士のように飲んでる二人もあれば…
きゃぴきゃぴしたおじさんもいれば…
色んな人がおります。
女の子の煙草に火をつけてるボーイズがいたんだけど、
それにしても煙草が似合わないなぁ…
記憶が脳内補整されてるけど、確か有村架純みたいな可愛い子だったのに…残念
って
…え?
…放置?
待てども待てどもボーイズがやってきません。
何?新規客はとりあえず様子見なの?
と思ってたらようやく一人目登場
※5,6人来てくれたんだけど、4人しか覚えてない
まず、先に言っておかなきゃいけないことがあるんですが、
私ら(というか私)「大学2年生」と偽りました。
「いくつー?」って聞かれて
「大学生ー」と勝手に答えた私に両側からサッと非難の目を向けられました…
大変申し訳ないと思っております…
でも普通に飲むだけじゃ楽しくないじゃん!!!
我々…というか私ともう一人がかなりの童顔でしてね、まぁバレないやろ、といつも話しているもので、今回(勝手に)検証したわけです
というわけで、改めてボーイズを紹介しましょう。
(それぞれのコピー考えてみたけどセンス無さすぎるわ、私)
①チャラさ全開!黒髪キャットボーイ
とにかく顔がちっちゃい!!
クラスの中心にいるような明るいタイプ
自分が大学生だったらヒエラルキーが違いすぎて仲良くなれないと思う…
あー、でもこういう男の子と遊んでみたかった…
大学生で、二度目の留年になりそうでヤバイらしい。
「飲み物何にする??」(うっかりグラスを空にしてしまった)
「あー、じゃあ生で」
「おっけー!生好き?」
「え?うん、好きだけど?」
「そうなんだー、俺も生めっちゃ好き」
「…?……!!」
(ようやく気付く)
こういう下ネタから離れすぎててわからなくなってきてるわ
②帽子脱がんのかい!マジックボーイ
つばの広いハットを被りっぱなしの高身長イケメン
出来損ないの手品を披露してくれました
話してて一番面白かった
22歳(たしか)
「ちょー待ってな!準備するから!」
後ろ向いてゴソゴソ
「では!」
失敗
「ちょっと!今日調子悪いから!ちょっと待って!」
後ろ向いてゴソゴソ
「ではでは!」
タネ丸見え
「今日調子悪い」
③大人!下まつげ王子
何話したかは全く覚えてない。
何故なら、テーブル席の有村架純もどきが煙草加えたまま睨んでくるから!!
そう、先ほど有村架純もどきの煙草に火をつけてたのはこやつです
下まつげが発達した松潤みたいな感じ。
23歳
何か目指してここでバイトしてるって話だったけど、それすらも何か忘れた
④好青年すぎる!爽やか理系少年
一番長く相手してくれた彼
とにかく爽やか!好青年!
キミなんでボーイズバーでバイトしてんの?
ってくらいの真面目そうな男の子
ちょっと福士蒼太くんに似てる
大学3年生だというので、じゃあそろそろ就活だね、という話をするも
「あー、俺大学院いくんだよね」
と言いずらそうに頭をポリポリ
かわいすぎか!!
上からでもドヤ顔でもなく、謙虚なその姿勢にきゅんきゅんします。
彼「何学科?」
私「経営です(ホント)」
彼「そうなんだ!俺は○○なんだ」(難しくて聞き取れず)
私「理系なんだねー」
彼「そうそう!単位やばくてさ、年間で40(くらいだった気がする)とらなきゃなんだよ」
友「え、40!?(くらい)」
(40ってどんなもんだっけ…?)
彼「そうなんだよ…みんな単位とれてる?」
私「うん、今は月火水しか行ってない(これもホント)」
彼「いいなー!」
単位のことなんてすっかり忘れてて動揺しましたが、友人いわくMAXで36だったはず、だそうです。
福士くんに相手をしてもらい、一時間経ったのでお会計することに。
結局ドリンク2杯とチャージ料で2100円+税なのですが、実際に支払ったのは2300円でした。
いわゆるどんぶり勘定というやつでしょうか。
チャージ料も高くされてるので、250円くらい余分にとられてます。
まぁ、でも仕方ない。
そうして、福士くんにエレベーターまで送ってもらい、終電で帰りました。
初めてのボーイズバー…
予想以上に楽しめました。
夢を追ってる人や学生さんがほとんどで、学費や夢のための費用にあてている真面目な子が多かったです。
(っていう設定にしてるのかもしれないけど)
だからまぁ、どんぶり勘定でもいっかーって思えるというか。(オーナーの懐に入るのはわかってるけども)
ボーイズバーは土曜の夜から朝にかけてが一番混むらしいです。
ちなみにこの店に限ったことかもしれませんが、バイトさんは1時から入る人が多いそうなので、朝までを覚悟して行けば色んなボーイズに会えるはずです。
我々はもう体力がなくてオールなんてしませんが、気になる方は行ってみてください。
いつかはテーブル席でボーイズ侍らせてみたいです。
おしまい