変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

宝塚、最前列センターで観劇するということ

昨日、東京宝塚大劇場の最前列サブセンターで星組さんの「こうもり/THE ENTERTAINER!」を観劇してきました 。
もちろん、最前列で観劇するのは初めてです。 
今回、このチケットが当たってから最前列センターはどんなもんなのか検索しまくったのですが、思ったよりヒットしなかったので、興奮冷めやらぬ今の状態で感想をしたためておこうと思います。 

 まず、今回のチケットの入手先から・・・ 友達にもどうやって取ったの!?と聞かれたのですが、普通に友の会の抽選です。 

通常の友の会の抽選の前に行われる、SS席のみの抽選で当たりました。 
友の会歴は1年ちょっとなのでステータスもまだまだ低いはずなんですが、まさに運がよかったとしか言いようがないですね。 


当たった時から、観劇する時のことを考えては胸が苦しくなり、観劇1週間前からは3時間に一回のペースで突然の発作に苦しめられニヤニヤが止まらないという症状に陥ったのですが、なんとか無事に当日を迎えました。 

二日前には電車が止まって一幕を見逃すという最悪の事態に陥り、子どもみたいにわんわん泣くという夢を見たのですが、開演一時間半前には無事に有楽町に降り立ちました。

客席には後ろの扉から入ったのですが、一列すぎるごとに舞台が目の前に迫り、一緒にいった母と「ひゃー!!!」と言いながら最前列へ到着。 

開演まできょろきょろそわそわが止まりません。 これ目の前に来たら死ぬんじゃないかと本気で思いました。

はるな檸檬先生のヅッカヅカで最前センターの回を見て心構えは出来ていたのですが、これはやばい。あれは嘘ではない。

想像以上の記憶の曖昧さですが、以下公演の内容…もといどれだけ目線をもらえるか…をご紹介します。

あ、ちなみに、私が好きなのは七海ひろき氏です。


まず、こうもりのオープニングから。 映画と同じ要領で一番前は見にくいかと思いきや見やすい!めっちゃ見やすい!
と思ったのと同時にこれはアカン!この味覚えたらアカン!と警報が鳴りました。

次回以降後ろの方の席だと満足できないかも…

この場面で覚えてるのは「ピンク」とかいちゃんだけ。
センターで北翔さんが歌っているのに、上手でかいちゃんが同期のしーらんとおしゃべりしてるのばかり見てしまいました。


次に北翔さん&紅さんの公園のシーン。

酔っ払いの演技がとっても上手で、いるいる!こういう酔っ払い!という感じ。

そしてそのまま二人で銀橋にいらっしゃるんですが、
ここで初の目線GET!!!

北翔さんが歌いながら私のほうに「ジュジュ―♪」と手を差し伸べてくれて…
ぎいやああああああ 
息が止まります。
唇が渇きます。


次!北翔さんがこうもり博士と囃し立てられた後の民衆の歌。
ここでも銀橋を使うのですが、割と長い時間その場で歌うんですね。
来た来た来たー!!

私の前に来てくれたのが・・・あれ誰だっけ?とにかく夏樹れいくん、拓斗れいくん、華鳥礼良ちゃんは目線くれた!拓ティーはめっちゃ長く見つめてくれて照れる!
美しい!顔ちっちゃい!

もう最前列はアトラクションですわ
心臓に負担がかかるので、自信のない方にはおすすめできません。

これ以降、がっつり目線は頂いていないのですが、舞台上にいらっしゃるのに目合った!みたいなのはいっぱいありました。

拓ティーとかまさこさんとかはるこちゃんとかとかとか
最前列は舞台から見えてるって本当ですね


また、今回、普段は覚えてる台詞とか歌詞とかは全く覚えておりませんでした。
礼真琴さんが牢屋で歌ってるやつとか劇中にめっちゃ出てきたのですが、メロディーさえも思い出せません。

一幕終わってようやく一息。

いやあ、すごい。
お芝居だけでこんだけやばいってショーではどうなるんだ。。

マギーさんがシャンパン勧めてくれましたが今は喉に通りません。
ということで、お手洗いに行って心の準備を整えて、さあ!ショーへ!

もう、内容とかじゃなくてただただ目線くれ!釣ってくれ!という欲望の塊へと化しました。

まず、覚えているのだと、何かの場面でかいちゃんが銀橋で目の前に来てくれたんです。 もう絶対かいちゃんからは目線頂きたいと思っていたので、これは本当に本当に嬉しかった! 私の前で羽扇をバサバサするかいちゃんにぽっかーん。
にやにや口半開きでガン見してしまいました。
でも、その間2回も目線をくれて(一瞬だけど)、リアルに息が止まりました。
蛇に睨まれたカエルじゃないですけど、そんな感じでもう動きも息も心臓も止まったかと思います。

みんなどんな顔してみてんのかなーと思って客席に目を向けると、意外と皆さん普通の顔してみてるんですよね。
これじゃあ私の気持ち悪さが目立ちますね… 欲を言えばウインクが…いや、微笑みが…
せめてあと半秒長く見つめて欲しかった…

欲望は果てしない…

あとは、愛里ちゃん、はるこちゃんが目の前に来たときに目が合うとめっっっっちゃ可愛く微笑んでくれて、もうキュンキュンキューーーン!ですわ
風ちゃんもそうですけど、本当にお人形みたいです。
陶器のお人形みたいに細くて綺麗で可愛い!

あと、北翔さんとタッチもさせて頂きました! 手袋越しなので感触も何もないですが、タッチしていいんですか?え、ほんとに?と思ってるうちに、わーって来たんで流れに乗ってタッチ。
ありがたや。

で、他にも目線や微笑みを頂いたんですが、今回一番衝撃だったのが、スターズイレブンだっけ?の壱城さん。

銀橋からの戻り際に私に向かって流し目ウインク!!! !!!!! 恥ずかしさと照れでうつむいちゃうという、初恋並の初々しさ。

口元で手を合わせたまま方針状態。
完全に恋に堕ちました。
もう、これのせいで他の記憶が曖昧です。。 それからしーらんしか見てない、見えない。 かいちゃんがいるのにしーらんに目がいってしまう…
しーらん、もう一回目線くれないかなしか考えられない。
でもかいちゃんも見たい。
ああ、私は一体誰を見ればいいの状態のまま終了。

結局、しーらんとかいちゃんの舞台写真を連れて帰りました。

普段舞台写真なんて買わないのにね。

まとめますと、最前列センターは目線くれくれ星人に変身させられてしまい、舞台やショーの内容はろくに頭に入りません。

なので、最前列センターで観劇する時は最低もう1枚チケットをご用意されたほうがよいかと思います。
そんなこと言わなくても2枚も3枚も4枚もチケット取ってると思いますが…

私は、これ以外チケットをとれなかったのでどうにか今からゲットしたいと思ってます。 こんないい思いしたら、もう次回から最前列が欲しくて欲しくてたまらなくなります。

宙組で最前なんて座ったらガンガン釣られるんじゃないでしょーか

いやはや、恐ろしいですね。

見ないやろ、と思って消してしまったブリドリ壱城あずさ回が惜しくて惜しくて泣きそうなともぷんでした。