変人日記

変人日記

物書き志望のヅカオタの雑記帳

つっこまずにはいられない!映画 昼顔の感想

劇場版昼顔、ようやく見に行ってきました。

 

普段、あまりドラマは見ないんですが、これだけはドはまりして、映画の公開を楽しみにしていました。

 

なかなかタイミングがなくて行けなかったのですが、1日だから1100円で見れるし、と重い腰を上げ、短い足を伸ばして見に行きました。

 

これ以降はネタバレになるのでご注意下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだかんだ

 

不倫は幸せになれない

 

ってことなのか、と。

 

 

 

最後、乃里子(漢字あってるかな?)の暴走によって北野先生は死んじゃうんですが、ハッピーエンドにして不倫を助長するわけにもいかないし、かといってドラマ最終回でドロドロの別れを既にしてるわけだから、別のエンドを考えるとやっぱり死別しかないってことなんですかね。

 

にしても

 

スッキリしない

 

 

今回、伏線なのかな…会話の中にそういうのがいっぱいあって、

 

「いっそあの人も死んでしまえばいい。そうしたら探さなくてすむのに」

 

とか

 

「今日は早く帰ってきてね、私まだ子ども諦めてないの」

 

とか。

 

 

そういうの見終わったあとに

あー、あれはそういうことなのね、フムフムとか思ったんだけど

 

そんなことより言いたいのは、

 

伏線回収するなら指輪も回収しろよ!!!!

 

 

乃里子との離婚が決まって、北野先生が指輪を買ってくれたんだけどね、そのレシートが遺品から出て来て紗和が指輪を探すんです

 

その指輪は事故に会う前、二人の再会の場所である、自然公園の川原の百葉箱に北野先生が隠すんですよ

 

 

明日、籍を入れたらここで蛍を見ながら二人だけの結婚式をするから、その時に渡そうと。

 

それを紗和は知らずにいるんだけれども

 

 

北野先生が亡くなって茫然自失となりながら、家に飾ってある蛍の写真見たり、線路で牽かれかけながらも左手の薬指にとまった蛍を見て我を思い出したり、

 

お客さん全員が

 

「このあと蛍見に行って、指輪見つけて泣いてエンドなのね」

 

って絶対思ってたはず

 

思ってたはずなのに、何故取りに行かない

 

辛いかもしれないけど、蛍見に行けよ

 

 

映画見る前、ちらっと口コミ見たんだけど、子どもが出来たってのをピックアップしてるのばかりだったから、まさかこんなツッコミポイントがあるとは思わんかったよ

 

指輪を見つけて、改めて蛍の中で涙を流しながら画面引きで、しゃがんで泣く紗和と蛍で「お腹の中に新しい命が~」のナレーションでよかったんじゃない?

 

その方がみんな納得して終われたと思うんだけど

 

 

最後、シンポジウムに来て質問してたお子ちゃま達が川原で遊んでる途中に百葉箱の中から指輪を見つけて、好きな女の子の指に嵌めるのよ。

それで終了なんだけど、

 

なんでここでこの子ら出してきたん

 

一緒に見た母は、「見つけたのは眼鏡くんだったし、成長した二人の子が見つけたエンドなんじゃない?」という解釈をしたみたいなんだけど、

 

どうみてもシンポジウムに来てた子らやん

 

 

ただ、確かに百葉箱がぼろっちくなってたから、そういう解釈は出来なくはないんだけど、それなら紗和は子どもがあの年になるまで一度も百葉箱を開けなかったのか

?蛍を見に行かなかったのか?という。

 

北野先生、百葉箱の管理任されてたよね?

鍵どうしたん?っていうね。

 

 

そして、子役をまだ記憶に新しいシンポジウムの子らにしたのは何故なのか、という。

あとは受け取り手次第にしたかったんなら、そこは別の子役にすればよかったんじゃないのか?

 

どういう意図にしたかったのか謎

 

 

 あと、ドラマから引っ張ってるとことして

 

子ども問題

 

紗和は前の旦那との間に子どもがいなかったんですが、確かそれをわりとネチネチと姑に言われてた気が。

 

そして、さっき上にも書いたけど、乃里子は子どもを諦めてないと。

 

でも北野先生と紗和には出来た、という皮肉。

 

結局、問題はそれぞれの相手側にあったんですね。

この辺はドラマから見てた人が後から個人で解釈できていいな、と思いました。

 

 

スッキリしないし、ツッコミ所も色々会ったけど、

(なんで紗和と北野先生が会ってるってわかったのかとかも)

逢瀬を重ねてる二人が楽しそうだっただけで見てよかったな、と思います。

 

ま、出来ればハッピーエンドも見たかったけどね。

 

 

 【追記 7/2】

 あと、これだけは言わせて

 

 

どこでもすぐに寝転がりすぎ