変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

旦那、彼氏にタカラヅカを好きになってもらう方法

私がタカラヅカを観劇する時は、一人or母親or旦那の3パターン。

 

土日は旦那、平日は母親と行くことが多いです。

 

最近twitterで「旦那とタカラヅカの楽しさを共有したい」「一緒に観劇したい」というツイートをよく見かけるので、今日はうちの旦那がタカラヅカにハマるまでの経緯をお伝えしたいと思います。

 

 

旦那をヅカオタにすると良いこといっぱいあるぞ!!

 

うちの旦那の場合

まず、私が宝塚にはまったのが2014年の冬。100周年イヤーです。

きっかけはスカパーの無料視聴期間にスカイステージを見たこと。

 

 

はい、ここでポイント!

 

ポイント①

ハマりそう、と思ったらなるべく早く「最近タカラヅカに興味がある」ということを伝える

 

今さら無理やろ!という方も多いでしょうが、自分の気持ちが盛り上がり過ぎてからだと相手との温度差が目立つあまり「早くハマってくれ!!!」と焦りといらだちが出てしまうので、早い段階で伝えてある程度足並みを揃えると良いと思います。

 

と、3年経った今思いました。

 

 

ポイント②

具体的に誰が気になっているのかを伝える

 

具体的に誰なのか伝えることで、彼に検索してもらいやすくします。

 

これはタイミングやジェンヌさんにもよるんですが、私が最初に好きになったのが、当時宙組トップスターだった凰稀かなめ様(ごめんなさいよ、様つけさせてくださいね)。

 

彼氏(今の旦那)に伝えた時点で、退団まで残り3ヶ月でした。

 

最初に伝えてから、比較的頻繁にかなめ様の話をしたところクリスマスプレゼントのおまけとしてかなめ様の退団本をくれたのです。

 

あの時名前教えといてよかったな、と今になって思います。

 

かなめ様を検索し、宝塚に少し免疫がついた彼。

 

そんなところにビッグチャンス。雪組ルパン三世を上演することに。

 

ヅカヅカしい演目に抵抗のある人でもルパン三世であれば親しみもあるし、ストーリーも掴みやすい!ということで彼氏に提案してみると、「チケットとれるなら見たい」とのこと。

 

そこで必死にチケットをとろうとしたのですが、案の定GETならず。

 

ただ、これによって宝塚観劇のレア度がぐっと増したように思います。

 

その後、私は彼と同棲するわけなんですが、ここで予想もしなかったコンテンツから彼が宝塚にハマっていくことになります。

 

ポイント③
ZUCCAZUCAを読ませろ!

 

ヅカオタにはご存知、はるな檸檬先生のZUCCAZUCA、私はこれを全巻揃えているのですが、同棲をしてからリビングの本棚に置いておいたこの漫画を彼は勝手に読み始め、そして勝手にハマっていきました。

 

宝塚オタクの漫画なのに比較的絵はシンプルですし、四コマなので読みやすかったんだと思います。

私も宝塚にハマる前からネットでこの漫画を読んでたんですけど、宝塚知らなくてもなんとなく読み進めてしまう魅力があるんですよね。

 

彼は何故かこの漫画をいたく気に入り、繰り返し読んだおかげでジェンヌさんの名前やらを覚えていきました。

 

そして「私も同じような反応をするのか?」という実験を行っていたようで、かちゃの専科行きとか誰それが退団する、みたいな情報を私より先にゲットして自分の口から伝え、私がどういう反応をするか楽しんでいました。

 

実験はおいといて、ここで自ら宝塚の情報を集め始めたというのは大きかったです。

 

今はタクマとハナコというヅカオタ妻が何も知らない旦那をヅカオタにしていく、という悩めるヅカオタ妻にピッタリの漫画があるのですが、ちょっとあからさまな気がしなくもないので、とりあえず最初はZUCCAZUCAから始めるのをオススメします。 

 

うちの旦那も何故かタクマとハナコは読んでいません。

 

 

こうしてだいぶ宝塚に免疫のついた旦那。

とうとう、観劇に連れていくことにしました。

 

ポイント④
演目はコメディの見やすいものから!

 

ミュージカルに少しでも興味があるなら別ですが、こういった舞台を初めて見る、という方には断然コメディがオススメ!

 

一本ものか二本立てかは正直どちらでもいいと思います。 

まずは面白かった、と思ってもらえるのが大切。

 

 

ポイント⑤
初観劇は自分の好きな組で!

 

初観劇でハマるとそのままその組のファンになる可能性が高いです。

 

うちの旦那はガイズアンドドールズから始めましたが、まんまと落ち、そのままみちこさんリスペクトの道へ猛ダッシュで駆けていきました。

 

その後、るろ剣やエキサイター2017、王妃の館なんて人気作にも連れていきましたが、みちこさんから受け継がれている星組、ということで基本星組しか見ません。

 

なので、演目がいいからといって自分が普段見ない組に連れていくと、今後の「一緒に観劇」が難しくなる可能性があるので注意です。

 

 

ポイント⑥
初回、2回目くらいまではチケット代を持ってあげましょう

 

最初の観劇はやはりS席がオススメですが、宝塚をよく知らない人にとって8800円はお高いです。

 

8800円て言ったら安い掃除機とか買えるレベルだからね。

 

これを払うとなると「元とってやらなきゃ…!」と思うかどうかはわかりませんが、少なくとも頭の端に8800円という数字が残るでしょう。

 

それに、こちらも興味のないものを8800円払わせて見せているという罪悪感もあります。

もちろん、こちらは8800円以上の価値を感じておりますけども!

 

ここは初期投資と思ってスマートに奢ってあげるのがベストだと思います。

 

私は彼が宝塚に8800円の価値を見出だしたら払ってもらえればいいや、と思ってたんですが、初回は全額奢り、2回目3回目は代わりに夕飯を奢ってもらう、4回目以降は私が端数持ち、でとりあえず落ち着きました。

 

端数分は劇場でソフトクリームを奢ってもらったりします。

 

 

この初観劇で初期からの積み重ねが効いていれば、面白いくらいに落ちていきます。

 

と思います…

 

うちの旦那は比較的落ちやすかったのはあると思いますが、とにかく入りやすいコンテンツから用意してあげるのが良いです。

 

参考になるかはわかりませんが、こういうパターンもあるんだな、くらいに思って頂けると嬉しいです。

 

お年寄りが夫婦で観劇してるのを見るとほっこりするので、そういう人達が増えたらいいな&自分もそうなれたらいいなと思っています。

 

ちなみに、うちの旦那は最近1000days劇場サヨナラ公演をスカステで見て、新専科に興味を持っているようです。

 

おしまい