変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

3月4月に行く!日帰り、勝沼ぶどう郷ワイナリー巡り

4月になり、うちの会社にも新入社員がわんさか入ってきました。

うちの部署があるフロアに新入社員のお部屋が作られてしまったので、トイレ混みそうでやだなぁなんてことばかり考えている今日この頃です。

 

 さて、つい先日山梨県に行ってきました。

 

山梨と言えば、ワイナリー巡りでしょう!

ということで、ワイン苦手な旦那と一緒にワイナリーを巡ってきました。

 

今回は旅行帰りに3件、翌週10件行ってきましたのでご紹介します。

 

山梨ワイナリー巡りとは?

山梨=くだもの のイメージはあると思うのですが、なかでもぶどうの栽培がさかんで、山梨県内には約80ものワイナリーがあるそうです。

 

特に甲州市の近辺に多く、我々観光客が歩いて回れるくらいの距離にかたまっているわけです。

 

ただ、たわわに実ったぶどうが見れるのは夏~秋にかけて。3月4月は木だけの茶色いぶどう畑しか見ることが出来ません。

その分、人が少ないのでゆっくり見ることが出来ますし、勝沼ぶどう郷駅の桜が見事なので3月中旬~4月頭のお出かけはとってもオススメ。

都内からだと往復3500円ほどなので、青春18きっぷが半端に余ってる場合にもオススメです。

 

甲府駅のワイナリー

まず1日目にお邪魔したのは甲府駅から徒歩5分の

SADOYA

 

レストランも併設されているので、ここでランチするのも◎

 

一軒目にここを選んだのは、しーらん(壱城あずさ)が行っていたから、というヅカオタならではの理由です。

 

ちょうど山梨旅行がきまっていたこともあり、神のお導きか!とSADOYAさんにお邪魔しました。

 

非常に明るく綺麗でテーマパークのような可愛らしいワイナリーです。

 

こちらではワイナリー見学を有料(500円)で行っています。ネットだと3日前までの予約が必要ですが、この時期だからか予約無しでも参加することが出来ました。しかも参加者は私たちだけです。

 

しーらんも見学したらしく、是非行きたいと思ってたのでラッキーでした。

 

スタートは敷地内のぶどうの木から。

ぶどうが実ってる時は試食も出来るそうです。


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閑散期ということもあり暇だったのか、SADOYAの部長さんが案内してくれました。

 

地下のワイナリーを見学し、赤、白、ロゼの3種を試飲出来ます。 おまけ?で出してくれたジュースがとても美味しくて購入。

 


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ワインの歴史や作り方、価値など「え、そうなの!?」みたいなことも多く、非常に勉強になります。

 

なお、SADOYAさんではワイナリー見学をした人は商品購入するとグラスワインを1杯頂けます。

商品も見学者割引をしてくれるので少しお得です。

(他の試飲は有料です)

 

ワイナリー見学が出来るところは有料無料複数ありますが、ワイナリー巡りのはじめの方でしっかり説明してもらえる有人の見学ツアーに参加するのがオススメです。

 

 石和温泉駅のワイナリー

甲府駅から中央線に乗って7分ほどで着くのが石和温泉駅。お洒落な駅舎の1階には有料の試飲バー的なものが設置されています。

 

石和温泉駅で最初にお邪魔したのは

マルスワイン

 

工場のような大きな敷地に入ると、すぐに見えるのがワインを運搬してる車。本当に入っていいのかしら?という気になります。

 

こちらのワイナリー見学は無料で勝手に見てまわるタイプ。所々に設置してある音声ガイドを押すと、薄暗い地下に女性の声が響き渡って恐ろしいようなノスタルジックなような…とりあえず押さない方がいいです。


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勝手に回れる分、気が楽ですが、音声ガイドと展示だけではいまいち頭に入ってこないので、やはりどこかでしっかり説明してもらうのがオススメです。

 

こちらは試飲も無料で勝手に注いで飲めるタイプ。


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今回お邪魔した中で唯一、蛇口をひねるとワインが出るという夢のような試飲です。壁ワインの他にもオススメの2本が置いてあり、赤、白、ロゼと10種類ほど試飲することが出来ます。

 

こちらでは有料試飲もあり、グラスでの試飲も出来ますが無料試飲で十分なほど。

 

残念なのが、ワインを売っている店が地方のお土産屋さんのようになってしまっていること。

大型バスのツアー客向けというか…「山梨 ワインチョコレート」とか「山梨 マスカット大福」とか売ってる感じ。伝わりますかね?

 

残念ポイントはあったものの、こちらでは赤の甘めワインを一本購入しました。


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モンデ酒造

マルスワインから歩いて15分ほどの場所にあるのがモンデ酒造さん。

 

「見学」の大きな看板があるのでわかりやすいです。

 

こちらも無料でワイナリー見学が出来ますが、入る前に係の人がパンフレットを渡してくれます。すれ違った作業服の方も笑顔で会釈してくれたりと好対応。

 

が、こちらはワイナリーというよりは完全に工場見学。お邪魔した日は缶ワインの製造ラインのみ稼働していました。

 

奥に進むと樽とかもあったりするんですが、観光客向けの展示用の空っぽ樽だと思います。(撮ってませんが樽の間に撮影スポットもあります)


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これも、SADOYAの部長に樽について教えてもらったからわかることです。

 

こちらも試飲は無料で、最初にカップを受け取って好きなものを勝手に飲んでいく形式です。

 

こちらはワインだけでなく、ジュースや梅酒、お茶のお酒なんてのもありました。

パッケージに地球の写真が入った「ワインの旅 宙(そら)」という白ワインもあり、宙組ファンとしては買わなければと思ったんですが…

ここはマルス以上にお土産屋さん感が強くて、正直店に入った瞬間にううーん…という感じ。

お菓子はもちろん漬物まで売ってました。

その上、閑散期にしては珍しく店内が賑わっており、子どもがはしゃいでいたので何事かと思ったら、大型バスのツアー客でした。

 

というわけで買う気が失せてしまったのでここでは1本も買わずに撤退。

ただ、缶ワインや200mサイズのワインがいくつも売っているので、バラまき用のお土産ワインを探している人はいいかもしれません。

 

1日目はここで終了。モンデ酒造を出たところで「SADOYAでもっと買っておけばよかった!!」と大後悔。ワイナリー巡りとしては物足りなかったこともあり、翌週再チャレンジすることにしました。

 

 

勝沼ぶどう郷駅のワイナリー

翌週、再チャレンジで向かったのは勝沼ぶどう郷駅。ワイナリー巡りとしてはここが最も有名です。

 

駅は高台にあり、いい時期に来ると緑のぶどう畑が一面に見渡せるのでしょうが、この時期は満開の桜が見れます。


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スタート前に駅でこちらのマップをもらうのがオススメ。


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案内所のカウンター上に置いてありました。

 

ここからの交通手段は4つ。

・徒歩

    →疲れる

・レンタサイクル

    →坂道多い。試飲したら飲酒運転

・バス

    →本数少ない

・タクシー 

    →高い

 

というわけで私たちは歩いて行くことに。

 

今回はこのルートで行きます。

 
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原茂ワイン

他の方のブログを読んで行ってみたかったところNO1!

こちらはカサデノーマというカフェが併設されていてランチがとても美味しそうだったので、一番最初に行くことにしました。

 

ただ、営業は4月上旬~11月の間のみ。

伺う予定だった4/1は空いているのかわからなかったので予約しなかったんですが、前日夜にオープンするのを確認。そのまま予約すればよかったのですが、今回は予約無しで伺いました。

 

お店についたのはカフェオープンの11時少し前。

 


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既に店内には人が沢山…カフェの受付に名前を書いた時点で予約の人を含めて10組目くらいだったかな。

結局入れたのは11:40頃でした。

ワイン飲んでランチ食べてーだから、回転は悪いです。


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こちらが注文のお料理。1700円ほどです。

1つ1つがとっても美味しくて大満足!

旦那が追加注文してたバナナケーキもずっしりで美味しかったです。

 

カフェの待ち時間は敷地内を散歩したり、試飲をさせて頂きました。

こちらの試飲はバーのようになっていて、スタッフの方ではなく原茂ワイナリーの醸造主…とでも言うのでしょうか。主の方がグラスに注いでくれて説明してくれます。

料金は無料です。

 

指定しなくても、オススメを白からロゼまで7,8種類試飲させてくれました。一つ一つ味が違うのもわかり面白かったです。

とってもしっかり試飲させて頂けたこともあり、こちらでは白を1本購入。

 


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そして、ここは何と言ってもトイレがめちゃめちゃキレイなのがポイント!!!

私も2回利用させて頂きました。

店内もシックでお洒落だし、トイレも最新型でキレイだし…建築物としても見所アリです。


マルサン葡萄酒

原茂ワインから歩いて10分ほどで着くのがこちらのマルサン葡萄酒。黄色い日差しが目印です。

小規模でしっかり試飲させてくれるとネットで見たので期待してたのですが…

 

地元の商店という感じの店構えの上、店内には親戚?地元の人?が数人座ってワイワイやってて入りづらいことこの上ない。

その上、店の前では子どもが3人くらい遊んでおり(多分ここのワイナリーの子)、結局断念しました。

 

 

シャトレーゼベルフォーレワイナリー

マルサン葡萄酒からまた10分ほど歩いてやってきたのが、シャトレーゼベルフォーレワイナリー。

全国展開しているあのシャトレーゼさんのワイナリーです。

 

シャトレーゼ」という名前から正直期待ゼロで行ったんですが、ワインはしっかりしてました!(失礼)

 

しかも、こちらで取り扱っているワインのほとんどは全国のシャトレーゼでも取り扱っていないし、ネット通販等もしていないそうです。ここでしか買えないってのは購買欲をそそられますね。

 

試飲は無料と有料があり、銘柄を指定すると人柄の良さそうな店員さんがグラスに注いでくれます。

原茂ワインの試飲で許容量をオーバーした旦那はデザートワインをお願いしたのですが、「最初にこれ飲んでしまうと他のワインの味わからなくなっちゃいますけど大丈夫ですか?」とのこと。

お気遣いありがとうございます…大丈夫です。

 

こちらでは白とロゼを3種類ほど試飲。春にオススメだというロゼを買うか悩んだのですが、2軒目でもう2本目買っちゃうのもな…と思い断念。

恐らく歩きで回られる方は帰りもここの前通るパターンが多いと思うので、気になったら帰りにまた寄りましょう。お店は17時までだそうです。(日によるのかもしれませんが)

 

 

盛田甲州ワイナリー

シャトレーゼの向かいにあるレストランが併設されたワイナリーです。

こちらは1日目のマルス、モンデと少し似た雰囲気。

 

見学は店内で受付をしています。

試飲は無料ですが、店内は狭く、試飲も小さなテーブルに氷の入った入れ物があり、そこにワインがひしめき合っているような状態です。

 

私達が行った時は小さなお子さんのいる家族が1組。お母さんが一人ガブガブと試飲してました。

 

ここで飲んだナイアガラ種の甘口ワインがとても美味しかったんですが、閑散とした雰囲気になんとなく買う気になれずこちらも早々と退散しました。

 

とは言え、お店が狭いのでこの時期に行くのはオススメだと思います。

 

 

シャトーメルシャン

こちらは盛田甲州ワイナリーのお隣。天下?のメルシャンです。スーパーでも売っているのでご存知の方も多いのでは。

 

こちらは工場見学も試飲も有料で工場見学は予約必須です。

工場見学の方はシャトーメルシャンの建物前の階段を降りますが、予約してない方はそのまま道なりに進みましょう。坂を登りきると交差点があるので、お寺の角を左に曲がります。

そうするとすぐにお店と資料館が右手に出てきます。

 

シャトーメルシャンのお店はガラスばりでとってもお洒落!店内には軽食とワインが購入できるカウンターがあり、座って飲むこともできます。店と資料館の奥には芝生が広がっていて、ピクニックしてる人もいらっしゃいました。

 

商品は見たかぎりほとんどワイナリー限定商品だったので買って帰りたいなとは思ったのですが、フルボディが多く(苦手)、数も多いしで試飲はいいか、という気持ちに。

 

というわけでこちらも購入せず、資料館へ。

昔使っていたワイン作りの道具や日本で作られた最古のワインなどが展示されていて、結構見ごたえあります。

 

メルシャンは工場がとっても大きいので、ここの工場見学は是非参加してみたいです。

 

 

蒼龍葡萄酒

先程の交差点の右角にある建物が蒼龍葡萄酒。

ここはかなりお客さんが入ってて賑わってました。

店内は明るいのですがお洒落過ぎず、とても居心地がよかったです。

 

こちらの試飲はレジでカップをもらい、冷蔵庫に入ってるものを自由に飲める形式。

上から辛口、甘口、ジュースだったかな?と並んでいるんですが、お客さんが勝手に出し入れしているので、さっき辛口にあったのが甘口のところに…なんてことも。

 

辛口甘口それぞれ6本くらいとジュースが2本。赤い葡萄ジュースと白い葡萄ジュースで、白いジュースはかなり甘いそうです。(旦那談)

 

こちらでは旦那がブルーベリージュースを(何故ブルーベリーにしたのか謎)、私は甘口の白を1本購入。


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白だとシャルドネやナイアガラなんかはよく見かけましたが、こちらはデラウェア

スーパーにも並んでるあのデラウェアです。

試飲して美味しかったので購入したのですが、人気NO1だそうです。

 

 

イケダワイナリー

こちらも他の方のブログを見て行きたいと思っていたところ。

青い壁に葡萄の絵が描かれた素敵なお店です。

 

こちらは店内は狭めで「ひやかし御免」って感じだったのですが、接客してくれた若い女の子(学生さんだろうか)が「試飲できますよ」と声をかけてくれたのでお願いすることに。

 

試飲は500円ですが、1本でも購入すると500円は戻ってきます。ので、購入を検討されているなら試飲するのがオススメ。

 

こちらでは大きなワイングラスにスパークリング、白、ロゼ、赤と全部で10種近く飲ませて頂きました。

スパークリングの試飲はなかなか珍しいのでは。

店員さんはシャイなのか「これが○○です」と商品名しか言ってくれないのですが、質問するとめっちゃ答えてくれました。

 

結局、店に入って第一印象でいいな、と思っていたロゼを購入。


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パッケージもお洒落です。

 

 

くらむぼんワイン

こちらも行きたいと思っていた1つ。

イケダワイナリーから徒歩5,6分でしょうか。

古民家を改装した店内はとってもお洒落。

楕円形?のテーブルにワインがズラリと並んでいます。

 

こちらもイケダワイナリーと同じく試飲は500円で1本でも購入すれば500円は戻ってきます。

 

試飲はとってもしたかったのですが、イケダワイナリーでけっこう飲んじゃったのと、最後の赤のフルボディ4杯に少しばかりダメージを受けていたので残念ながら遠慮することに。

 

後から入ってきた方が「葡萄ジュースが美味しいのよ ー」とお友達に言っていたので、ネット通販があれば購入したいです。

 

 

ダイヤモンド酒造

くらむぼんから2分ほどで着くのがダイヤモンド酒造。普通のお宅のような感じでとっても入りにくい…

意を決して入りましたが、どなたも出て来なかったのですぐに退散。

 

 

東夢

ダイヤモンド酒造から来た道を戻り、蒼龍、メルシャンの前を通って、シャトレーゼの前を曲がって川沿いを歩いて出てくるのが東夢さん。

 

お店は階段を上がって2階です。閑散期もあって無人だったのですが、すぐにお店の方が出て来てくださいました。

2階なのもあって、店内は明るく、見晴らしもとてもいいです。

試飲は無料と有料があり、オススメを出してくれます。疲弊していた旦那はジュース、私はそのジュースをワインにした限定のものを頂きました。

ワインだとあまりわからないのですが、ジュースはまるでりんご!

葡萄なのにりんご!という感想しか持てないボキャブラリーの少なさが情けないのですが、本当に葡萄なのにりんごジュースのようでした。

 

こちらのジュースは本数限定でネット通販してないらしいので購入。


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見た目もりんごジュースのようです。

 

あと、アジロンという香りが強い葡萄で作られたワイン(原茂、蒼龍でも試飲にあります)も頂いたのですが、他のとこだと甘口が多いのにこちらは辛口。すっきりとした飲み口で中華料理にも合うそうです。意外。

 

東夢さんによると、GWも観光客が少なくわりと空いているそうです。ぶどうの丘の方はそこそこ賑わうそうなのですが、ワイナリー巡りをしている方はそんなに多くないのだそう。

 

というわけで10件(ちゃんと見たのは8件)まわって帰りました。

購入したのはワイン3本、ジュース2本の計5本。

どれも1000円~2000円の間です。

なお、元々行く予定だった大泉葡萄酒と岩崎醸造は日曜定休で残念ながらやってませんでした。

 

このルートだと、10:30勝沼ぶどう郷出発で、16時過ぎの電車には乗れます。(本数が少ないので事前にチェックしといたほうがいいです)

都内につくのは18時半ごろなので、日曜に行ったとしても家である程度ゆっくりできます。

 

ワインが好きな人はもちろん、ハイキングとしてもとってもオススメなので、次のお休みに山梨行ってみてはいかがでしょうか?