変人日記

変人日記

物書き志望のヅカオタの雑記帳

七海ひろきが退団する

 
f:id:tomopun:20181120082945j:image

公式からお借りしました

 

2018年11月17日土曜日、星組 七海ひろきの退団が発表されました。

 


f:id:tomopun:20181120082930j:image

 

私が宝塚歌劇を見始めて、1番好きになった方です。

 

 

 

予想はしていたものの、やはりその衝撃は大きく、受け止めるのに時間がかかりました。

 

 

退団が発表されたその時

私は横浜のカフェにおりました。

 

その日が集合日であることもわかっていたし、もしかしたら七海さんの退団が発表されるかもしれないってことも予想していたんですけど、のっぴきならない用事があって、横浜におりました。

 

旦那とね、カフェの席が空くのをベンチで待ってたら、旦那が唐突に「あ」って声をあげたんですよ。

 

もうそれで察しました。

 

沈黙10秒、のち大量の涙。

 

旦那からポケットティッシュをもらい、鼻をかみ、持っているハンカチをびしょびしょにしてたら、席が空いたようで店内へ。

 

バッドタイミング。

 

注文したタピオカ入りのほうじ茶ラテは全然飲む気にならないし、涙は止まらないし、鼻水も出るし、でもティッシュは使い切っちゃったし、公共の場で泣きまくってる自分が恥ずかしいし…

 

それでも、こんなお洒落カフェで大好きなタピオカを目の前にしても1口も口にせずに泣き続けるくらい、七海さんのことが好きだったんだな、って思うと幸せでした。

 

こんなにも好きにならせてくれた七海さんに出会えて、本当に幸せだなって。

 

身内や友達以外だと、これまでの人生の中で、間違いなく1番好きになった人です。

 

落ち着くために口にしたほうじ茶ラテが何の味もしなくて、ショックで味がわからなくなってしまったのか…!?七海さんの退団がこんなに身体に影響を与えるなんて…

と思ったのですが、ただ味がものすごく薄かっただけでした。

 

ちなみに、私がカフェで涙を流し続けていた間、旦那は向かいに座ってtwitterのタイムラインを追っていました。もちろん、七海ひろき退団についての皆さんのツイートを見るためです。

 

周りから見たら修羅場にしか見えなかったことでしょう。

 

 

退団の予兆

好きなタカラジェンヌが出来たら、その瞬間から彼女の退団を意識することと思います。

 

これからどういう道を歩んでいくのか。

 

トップスターならあと何作で退団してしまうのか、若手ならこれから路線に乗れるのか。

 

七海さんなら、これからトップになれるのか。

 

七海さんを好きになった時からずっと考えてきました。

かなめ様がお辞めになり、まぁ様の下で2番手だと思っていた矢先の組替え。

星組で新しいキャラを確立し、ブリドリネクストで人気をさらに上げ、バウ単独初主演。そしてディナーショー。

 

事あるごとに、これからどうなるんだろう、と考えていました。

 

お茶会やスカステの番組、雑誌のインタビューの言葉の中からまだ辞めない理由や希望を必死に探し出しては、自分を安心させていたように思います。

 

かなりのキツキツスケジュールでディナーショーが発表された時も色々考えましたが、卒業前のディナーショーだと考えるのが1番自然でした。

 

それでも目を瞑って、まこっちゃんはまだ若いから、紅さんの次に2作くらい七海さん×はるこでトップになるんじゃないか、とか、真風さんの次に宙に出戻ってトップになるんじゃないか、とか。

 

見て見ぬふりをしました。

 

でも、これが希望的観測だって自分でもわかってました。

 

 

このタイミングでの退団

七海さんは人柄も素晴らしいし、考え方も人として尊敬出来る。ビジュアルも格好良過ぎるくらいだし、役に対して真摯に向き合う。そんな七海さんは男役としてもタカラジェンヌとしても、舞台役者としても素晴らしく、私の中で1番でした。

 

ディナーショーのダイジェストを見た時、歌っているだけなのに役が透けて見えるんです。

お芝居の中の歌だから当たり前、と思われるかもしれませんが、歌ごとに武士になったりインド人映画プロデューサーになったり女役になったり。

 

見た目は男役なのに、スカーレットのタラへの想いが溢れ出ていました。ダイジェストのほんの数秒しか見てないのにそれを感じることが出来る。

誰にも出来ることじゃありません。

 

そして、それに比例するようにファンも人一倍多い。

 

台湾公演の東離劍遊紀の殤不患は本当に素晴らしく、七海さんの当たり役だったと思います。

七海ひろきファンだけではなく、宝塚ファンはもちろん、東離劍遊紀自体のファンからも好評のようでした。

 

つまり、今がピーク。

 

そして、認知を広げられた今はチャンスでもあるのかな、と思います。

 

宝塚の外の世界で生きていくのであれば、宝塚にいればいるほど、可能性は減っていきます。

もちろん、トップスターになれるのであれば別です。

 

私はタカラジェンヌとしての七海さんを見続けていたいけれど、七海さんの立場に立って今後のことを考えると、良いタイミングだったのではないかと思うのです。

 

何事も惜しまれてやめるくらいが本人にも周りの人にとっても良いのです。

 

七海ひろき退団後の私の生き方

ちょっと大袈裟ですけどね、

ひとしきり泣き終えた後、七海さんが退団した後、自分はどう生きていくんだろうと考えました。

 

かなめ様がお辞めになった時は、既に七海さんが好きだったので、かなめ様がいなくなることについての悲しさはありつつも、宝塚に対する向き合い方?みたいなところまで考える必要もなく、ただただ七海ひろきを追い続けていたんですけど、今回はそうじゃないんですよね。

 

愛か深すぎ重すぎなんですよ。

 

退団後、七海さんがどういう道を歩まれるかはわかりませんが、とりあえずそれを追いかけるでしょ。

今度はファンクラブ入りますよ。ファンクラブ出来たらいいな。

 

宝塚は…星と宙は見ると思いますけど、1公演に1回くらいになるんじゃないかな…

 

他の人を好きになるなんて今のとこ考えられないし。

ライトな宝塚ファンになるのかなー

 

とりあえず、残り4ヶ月。

金と有給を使って七海さんを追いかけ、流れに身を任せていきたいと思います。