変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

9月に行く!伊香保温泉

色々あって書くのが遅くなりましたが、9月に夏休みをとって、旦那と2人、1泊2日で群馬県伊香保温泉に行ってきました!

 

結構困った事が多かったので、これから伊香保温泉に行く人の為にも記しておきたいと思います。

 

 

伊香保温泉とは?

 伊香保温泉 - Wikipedia

 

伊香保温泉とは、群馬県渋川市にある温泉。

草津温泉と並んで群馬県を代表する名湯である、と。

 

草津温泉は有名ですが、伊香保温泉も同じ群馬県内にあります。距離もそれほど離れていないようです。(もちろん車で、ですが)

 

伊香保温泉には黄金の湯白銀の湯の2種類があって、黄金の湯の方が歴史が長く、白銀の湯は平成になってから湧いているのが発見された単純泉だそうです。へー。

なので、黄金の湯の方が伊香保温泉を代表するお湯である、という意見もあるみたいですね。

正直私はどっちでも良い。

 

 

温泉饅頭発祥の地

今ではどこの温泉街でも見る温泉饅頭ですが、伊香保温泉が温泉饅頭の発祥の地とされています。

 

温泉饅頭の茶色い色は伊香保温泉の黄金の湯の色だそうです。

 

そう言われると、やっぱり黄金の湯が伊香保温泉を代表するお湯なんだなって感じしますね。

 

ちなみに、温泉饅頭の元祖は勝月堂というお店で、石段街の上の方、神社の少し下のところにあります。

 

▼勝月堂

伊香保温泉 湯の花まんじゅう(温泉まんじゅう)なら【勝月堂】

 

私もお饅頭買って食べたんですけど、写真撮り忘れました。

その場で食べる分は作りたてを出してくれるようで、まだ温かくて、非常にしっとりしてて美味しかったです。

 

 

伊香保温泉への行き方

伊香保温泉への行き方ですが、都内からだと下記の3つの行き方があります。

(もちろん歩いて行きたい人は歩いて行けばいいけど)

 

・車

・電車

・バス

 

今回、私は伊香保温泉直通の「上州ゆめぐり号」というバスで向かいました。

新宿バスタから出ていて、2時間半程度で連れて行ってくれます。

 

お値段は時期によって変わりますが、電車で行くのとそう変わりません。


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▼詳細はこちら

デジタル時刻表 | ジェイアールバス関東

 

電車だと渋川駅からバスに乗らなきゃいけないので、乗り換えの手間を考えるとバスの方がオススメです。

 

ちなみに、今の高速バスはWiFi飛んでて、各座席で充電まで出来るんですよ…!!!!!

私、遠出はもっぱら青春18きっぷなので感激致しました。

 

9月の伊香保温泉 気候

正直、都内とさほど変わりはない、という印象です。

ただ、山なので軽い羽織ものと折りたたみ傘は準備しておいた方が良いでしょう。

 

ちなみに私は1日目曇り、2日目土砂降りという最悪のお天気でした。

 

伊香保温泉 観光名所

伊香保温泉周辺には観光できる場所が沢山あります。

美術館も多く、アート系に興味のある人にはとってもオススメなのですが、点在しているので歩きはちょっと無理。。

バスもありますが、本数が多くないので、車じゃないとなかなか厳しいものがあります。

 

というわけで、今回は石段街周辺で雨でも歩いて行けるエリアでご紹介。

 

が!ここで先に重要なお知らせ!

 

伊香保温泉街は火曜定休のお店がかなり多い!

火 曜 定 休

 

射的屋も飲食店もお土産屋もほとんど休み!

なので、他に行くところがある!という人以外、火曜日はマジで避けるべし。

 

 

石段街

まずは伊香保と言えば!でお馴染みの石段街。

365段の石段があり、両脇に店が立ち並んだ伊香保温泉を代表する観光地です。

 


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365段もありますから、運動不足のオフィスレディ(私)にはなかなかキツイものがあります。

中腹で膝が笑ってました。

 

恋人との旅行で高いヒール履いてる若い子もいましたけど、ヒールは止めた方がいいです。場所によっては結構急なので、うっかり転んだら転げ落ちると思います。

 

伊香保温泉の黄金の湯は源泉が山の上にあるそうなんですが、このお湯が石段の真ん中を上から下へと流れており、要所要所で見ることが出来ます。

 

これが石段街中腹の足湯


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お湯は源泉から流れてきている黄金の湯です。

確かに茶色い。温泉饅頭色です。

 

上から下へと流れている途中にあるので、恐らくかけ流しなのではないでしょうか。

温度はそこまで高くなく、丁度いいくらい。

 

伊香保神社

石段を登り切ったところにある神社。

建物的にはお社と東屋があるくらい。正直そんなに見るところがあるわけではないので、お参りしておみくじ引いたら終了、という感じ。

 

ただ、石段登り切ったところからの眺めは素晴らしいですし、神社の裏側の景色も緑が濃くて圧巻です。


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河鹿橋

神社の裏手からまっすぐ道なりに歩いていくと10分ほどで千と千尋の神隠し湯屋の橋のモデルになったという河鹿橋(かじかばし)が現れます。

 


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これの赤い橋のモデルがこれ

 


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指入っててごめん

 

モデル…っていうか共通点は赤いところくらいじゃない…?

 

しかもモデルっていうからどんなデカい橋かと思ったら、めちゃめちゃ小さい。せいぜい、人がすれ違えるかな、ってくらいの幅。

 

千と千尋の神隠しのモデルの橋って聞くと微妙ですけど、ロケーションはいいですよ。

周りはもみじのようなので、秋は紅葉が綺麗に見えるんじゃないでしょうか。写真がちょっとアレですが、9月の緑もとっても綺麗です!

 

伊香保温泉飲泉所

河鹿橋から歩いてすぐのところに、黄金の湯の飲泉所…温泉を飲める所があります。

写真は撮り忘れました。

 

東屋みたいなところに洗面台的なものがあり、温泉の出てる口と水の出てる口があり、アルミカップが置いてあります。

 

が、錆び錆びでイチミリも使う気にはなりません!

手で掬って飲みましょう。

 

効能は、痛風、アレルギー、肥満だったかな。

これで痩せるんなら…と思って、しっかり飲みたかったのですが、鉄分が多過ぎてとても飲めたものじゃありませんでした。

 

一舐めでギブです。

 

飲んだあとはお茶とか飲んじゃいけないらしいんですけど、ペットボトルの緑茶がぶ飲みしました。

 

 

伊香保ロープウェイ

石段の途中から道をそれて10分くらい行くと、ロープウェイの不如帰駅につきます。

 

そこから山の上の見晴駅まで、およそ4分間、ロープウェイの旅を楽しむことができます。

 

大人(中学生以上)で、片道490円、往復820円です。

私は往復で購入しましたが、歩いて登ることも出来るんだそうです。晴れていて足腰に自信のある方は歩いてもいいかもしれません。

 

見晴駅の周りは…まぁ、山です。

 

木々が生い茂っていて、少し歩くと遊具のある公園や展望台などがあります。毎年冬にはスケート場もオープンするそう。


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めちゃめちゃ曇っていますが、見晴駅のときめきデッキから見た伊香保の街です。

見晴駅の名前の通り、見晴らしは良いです。

 

ロープウェイは15分に一本間隔で運行しています。

9月後半の私が行った時期は、雨も手伝ってかほとんど人がおらず、貸しきりでした。

 

 

伊香保温泉 ホテル

伊香保は温泉街ですから、大小合わせて様々なホテル、旅館があります。

 

我々の予算は大体12,000円前後が基本。

毎度のことですが、我々は宝塚のチケット代と比べてしまうので、12,000円を超えるとSS席と同等かそれ以上の価値を求めるので厄介です。

 

今回は楽天トラベルで伊香保の石段街から少し離れたところにある白銀の湯の宿をとりました。

 

料理のランクがちょっと下がるけど、1万円ぴったり、お土産付きのコース。

(その後の楽天スーパーセールで7000円台にまで下がってた…)

 

星の数も4.6とかでしたし、口コミも多く、期待して向かいました。

 

 

ツッコミどころ満載の宿

 

石段街を降りて大通りに出るとファミマやローソンがあるので、お酒やお菓子をこちらで調達し、歩いて宿へ。

石段街から徒歩15分ほどでした。

 

周りにホテル等が無いからか、近付いた時点で下足係というのか、車係というのか…のお兄さんが出迎えてくれたのは、ちょっと感動しました。

 

ただ、建物に入った瞬間、中が薄暗くてびっくり。

天気が悪かったのもあるかもしれないんですが、フロント、お土産屋あたりの電気が薄暗く「やってる…?」というくらい。

 

チェックイン3分前くらいだったんですけど、問題なく受付できました。

 

そして、ここで衝撃。

楽天のコースについてたお土産を渡されたんですが、

 

 
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ララクラッシュ

 

CMでおなじみのマンナンライフララクラッシュ

ちょっと笑いそうになりました。

 

これをお土産としてつける意味…

ま、ね。お土産という表記に嘘はないですけど、別にこれならいらないです。

 

旅館のお部屋

お部屋は8~12畳でお任せ、とのことだったのですが、我々が通されたのは8畳の和室+広縁(窓際のスペース)、トイレ、洗面というお部屋。

かなり広々していて、まさに旅館という感じ。

 

が、しかし。

床に誰のかわからない干からびたコンタクトが落ちていたり、小バエが飛んでいたり…

小バエを退治する為に、部屋にあったうちわで格闘すると、上の方からホコリが降ってくる始末。。

 

あと、個人的には、部屋の横に「〇〇様」と苗字をデカデカと書いた紙が貼られているのが嫌でした。

歓迎の意を込めているのかもしれませんが、部屋に入る時などに名前がわかってしまうのはあまり好ましくないと思います。

 

 

旅館の温泉

ご飯は18時からで、17時から貸切露天をお願いしてたので、チェックインしてすぐに大浴場に行きました。

 

お風呂はシンプルに内湯と外湯1つずつ。

内湯は少し熱めで個人的にはすごく好きな温度。

 

問題は露天。

 

ぬるい!見える!虫ィ!!!

 

の三重苦

 

露天なのでぬるいのはまぁ置いといて。

柵が低くて開放的すぎる。

 

建物の上の方6階?7階くらいですし、周りに高い建物もないのでそうそうバッチリ見えはしないと思いますが、オペラグラス使ったら絶対見える。

 

そして虫。

外だから虫がいても仕方ないっちゃ仕方ないんですよ。ちっちゃいのとかお湯に浮いてますしね。

 

でもそんな生易しい虫じゃない。

直径10cmはあろうかというかなり大きい毛虫(黒)。

 

あんな大きな毛虫初めて見た

 

ってレベルの虫が中と外を結ぶ扉の蝶番横にくっついている。

 

中から見ると見えない位置なんですよ、これがまた。。

 

大浴場には1人だったので、このまま出られないENDも想像したんですが、ぬるかったとは言え、さすがにのぼせてきたので「やつは飛ばない!!!!」と自分を奮い立たせ、見ないようにしてどうにか頑張って中に戻りました。

翌日の朝も大浴場に行きましたが、少し前進したものの、変わらず蝶番のところにへばりついていました。

 

お風呂は24時間好きな時に入りほうだいなのですが、少なくとも1日1回は掃除すると思うんですけど…露天風呂は掃除してないんでしょうか?それとも、虫は見て見ぬふりしたのでしょうか?

 

旅館のごはん

旅の醍醐味、旅館のごはん。

ランクを下げたとは言え、評価の高い宿の部屋食。否が応にも期待は高まります。

 

それがこちら。

 
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やたらとデカい正方形の盆に載ってきました。

 

蓋の閉まった青い器の中身はそばいなりです。


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火にかけられてる白い鍋の中身は忘れましたが、確か野菜の味噌焼き?とかだったと思います。

 

結論からお伝えすると、ボリュームも少なく、特別美味しくもなく、冷菜ばっかり。正直残念でした…

 

沢山のお料理を作らなきゃいけないこと、それを各部屋に運ばなきゃいけないのが大変なのはわかるんですが、もうちょっと温かいごはんが食べたかったです。

 

ちなみに、朝ごはんは大きな宴会場で集まってのごはんでした。

畳にそれぞれ膳が並べられていたのですが、そこで驚いたのが、味噌汁が火にかけられて沸騰していること…

 

風味が飛ぶから、味噌は火を止めてからとか、味噌を入れたあとは沸騰させてはいけないって小学校の時に家庭科で習いませんでした?

 

それが、ボコボコ沸騰している…

 

温かいものを提供したい、って気持ちはわかりますよ。そしたら、席についたの確認してからお椀に入れて持ってくるとかさ。他にも工夫出来たと思うんです。

「おかわりどう?」ってスタンバってるおばちゃんが4人も5人もいるんだからさ。

 

旅館チェックアウト

今回予約したプランは11時だか12時までのチェックアウトが少し遅めのプランだったのですが、チェックインした時もチェックアウトの時間は教えてくれず、部屋に置いてあった案内にはチェックアウト10時の文字。

 

外は土砂降りだったのでチェックアウト時間ギリギリまで部屋にいたかったのですが、時間はわからない上、朝食から戻って寛いでいるところで早々に「布団さげまーす」と人が入ってくる始末。(その間、部屋のドアは何故か全開放)

 

えー…

 

フロントにチェックアウトの時間を聞いたって良かったんですが、見たいテレビもなく、長居したい!って思える部屋でもなかったので、土砂降りは承知でチェックアウトしました。

 

帰りは石段街まで車で送ってくれたのでよかったです。

 

 

伊香保温泉はまさに近場の温泉

下記の3点を気を付ければ、ちょっとしたお休みのお出かけとしてはぴったりの良いスポットです。

 

・火曜日は避ける

・旅館はケチらない

・出来れば車

 

個人的には、最後に寄った石段街の手前にある楽水楽山(火曜日もやってる)がとってもオススメ。

プリンがめちゃめちゃ美味しいので、カフェを探している方は是非。少し固めのしっかりプリンです。