変人日記

変人日記

物書き志望のヅカオタの雑記帳

美弥るりかが退団する

いつの間にか、「七海ひろき お茶会」で検索すると1位表示されるようになっており、嬉しいやらおこがましいやら複雑な心境です。

 

七海ひろき退団に向け、遠征やらチケット確保にあくせく動いているヅカオタに、またしても大きな発表がありました。

 

美弥るりか 退団のお知らせ


f:id:tomopun:20190131142059j:image

 

月組 2番手男役の美弥るりかさん(美弥ちゃん)が次の月組大劇場公演「夢元無双/クルンテープ 天使の都」で退団することが発表されました。

 

2番手男役の退団

美弥ちゃんは月組の2番手男役さんです。

2番手羽を背負った男役さんがトップスターにならずに退団していく、というのはあまり例がありません。

 

2番手のまま組替えすることはあれど、2番手=未来のトップスターというのが定説です。

 

それなのに美弥ちゃんは辞めてしまう。。

 

たまきちがトップスターに就任して早3年。

月組で上がるのは無理でも、他の組に落下傘してトップスターになるのではないか、とずっと思っていました。

 

いや、そもそも美弥ちゃんがトップスターにならない未来なんて想像したこともなかった。

 

心配していたことと言えば明日海さん望海さんと同じタイミングでトップスターとして並べるかなってことくらいだったのに。

 

 

摩訶不思議月組人事

私は月組ファンではないけれど、月組人事といえば摩訶不思議で有名です。

 

真咲さんと明日海さんをWトップとして並べたり、数少ない89期(かちゃと美弥ちゃん)を同列に置いたり、最近では花組からちなつさんを呼び戻したり。

 

美弥ちゃんが退団という道を選んだ今、「なんでたまきちより先に美弥ちゃんをトップにしなかった」という摩訶不思議な月組人事にまた1つ疑問が浮かび上がってきました。

 

たまきちがトップスターに就任したのは2016年。

今年で就任してから3年になります。

 

研10にも満たなかった若手のたまきちをトップスターにするより、順当に美弥ちゃんをトップスターにすれば良かったのでは?

 

美弥ちゃんとちゃぴの身長が云々、という声をTwitterで見かけましたが、たまきちと美弥ちゃんの身長差は4cm。

 

そんなの、ヒールでどうにかなるやろ!!!!!!

 

理想はトップスター美弥るりか、2番手珠城りょう

普通に考えて、真咲さんの後、美弥ちゃんトップスターにして美弥ちゃぴ。

ちゃぴの退団後に海乃美月をトップ娘役にして、美弥くらげで2作くらいで添い遂げして、たまきち&美園さくらのトップコンビにすれば良かったのでは?

 

どうしてたまきちをあんなに早くトップスターにする必要があったのか。

たまきちだってトップスターになれば退団が早まるし、色んなトップさんの下で勉強するのは必要だったんじゃないかと思う。

 

たまきちのことを考えても美弥ちゃんのことを考えてもそうしたほうが今よりもっと沢山幸せになれる人が多かったのではないだろうか。 

 

なんだかんだ言ったけど、ただ悲しいだけ

劇団にブーブー言ったりしましたけど、宝塚歌劇団から男役美弥るりかという存在がいなくなってしまうことが悲しい。ただそれだけなのです。

 

私が初めて美弥ちゃんを見たのは、星組アンナ・カレーニナをスカイステージで見た時。

きちんと認識したのは、太王四神記の女役。あとから調べて「あんなに可愛いのに男役なの!?」って驚いたのを覚えてる。

それからメイちゃんの執事の健人。ドラマでも漫画でも見た作品だけど、美弥ちゃんは遜色なく健人で、原作通りの年相応な感じがとても好きだった。めぐり逢いは再びのアジス様も民族衣装が似合ってて、わかばとのカップルがほんとに好き。

1789の教会での媚薬の場面。1階3列目上手で見た美弥ちゃんの色気は本当にやばかった。魂抜かれるかと思った。

 

美弥ちゃんが好き!って思って宝塚を見てきたわけではないけど、いつの間にか魅了されてて、月組だといつも美弥ちゃんを追ってたし、スカステで美弥ちゃんが出てるところがあれば録画してた。

 

美弥ちゃんがたまきちのことを「りょうちゃん」と優しい声で呼ぶのが本当に好きだった。

 

そんな美弥ちゃんが宝塚歌劇団から去ってしまう。

まだまだ色んな作品で輝く美弥ちゃんが見たかった。

 

けれど、タラレバ言ったって仕方ないのはわかってる。

 

美弥ちゃんがトップスターだったら、アンナ・カレーニナも瑠璃色の刻もなかったわけだし、BADDYのスウィートハートにメロメロきゅんにさせられることもなかったわけだから。

 

美弥ちゃんが選んだ現実を受け止めて、千秋楽まで応援したいと思います。