変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

医療費だけ控除したいOL

今日は突然ですが、確定申告の話です。

 

ノーマル会社員の方はあまり関係のない確定申告ですが、今回医療費控除のために、初めて確定申告をしてきました。

 

思ってたより簡単だった上になかなか面白かったので、ご紹介したいと思います。

 

医療費控除とは?

私なんかよりもっとちゃんと説明してくれるサイトがあるので、詳しくは書きませんが、年間の医療費が10万以上になった人にはちょっぴりお金返すよ、っていう制度です。

 

一人でそんなに医療費かかる?

持病のない健康体だと年間10万払うことなんて早々ないかなと思うんですけど、私は去年、銀歯たちが続々と寿命を全うしてお亡くなりになったので(銀歯が欠けた)、歯医者に通いまくったのです。

 

銀歯は6年ほどで寿命が来るらしいので、次は欠けたりすることのないよう、ハイブリッドレジンという少し高い素材を使って詰め物をしたので、トータル11万ちょいになりました。

 

医療費でいうと、サンフランシスコでの食あたりもあるんですけど、あれは保険で全てまかなえたので、今回は含まずです。

 

ちなみに、後から保険の詳細届いたんですけど、総額23万ほどしました。海外旅行保険万歳。

 

 

確定申告は国税庁e-taxから

確定申告は税務署に行って申請しなきゃいけないんですけど、web上で完結できるサービスもあります。

 

それが国税庁e-tax


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 【e-Tax】国税電子申告・納税システム(イータックス)

 

わざわざ税務署行かなくていいなんてらくちーん!と思っていたのですが、e-taxで申請を完結させるには、事前に税務署に行ってIDとパスワードの発行をする必要があります。

 

意味ねえ!!!

 

期待させやがって!税務署行きたくないからwebで完結させたいんだよ!!!!

 

…ふう。

 

まぁ、そんなe-taxですが、提出する書類を事前に作成することもできます。

PDFで保存出来るので、それを印刷して、そのまま税務署に出すだけでOKです。

 

e-tax使用方法

まず、会社でもらった源泉徴収票と医療費のレシートを用意します。

用意できたら、e-taxのサイトにアクセスし、個人利用を選択。

 

スクショはスマホのですが、パソコンの方がやりやすいと思います。


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個人利用のページから赤マルのところを選択し、進めていきます。


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特に迷う部分もないので、サクサク進めていきます。

 

医療費レシートの量にもよりますが、私は15分から20分くらいで終わりました。

 

ちなみに病院へ行くのに交通費が発生した場合はその分のお金も申請出来ます。

ただ、これは病院に行く為にかかった交通費に限りますので、会社帰りに会社近くの病院に寄って帰った、というパターンは含まれません。

そこから定期券外の駅に移動にするのであれば請求しても良いと思いますが、定期券内はNGです。

まぁ、この人はどこからどこまで定期券を買ってるなんてわかるわけないですから、バレないっちゃバレないんですが、そんなんでしょっぴかれても嫌なのでやらない方が良いです。

1万円分追加できたとしても、還付金額になおしてみると500円くらいにしかならないはずです。(人によるけど、少なくとも私はそう)

 

控除額はどれくらい?

医療費の総額-保険で補填された金額-10万/総所得が200万以下の人は総所得の5%

 

それが控除額です。

 

私は医療費の合計が約12万だったので、10万円のみ引いて、控除額は約2万となります。

 

ですが、この控除額がそのまま戻ってくるわけではありません。

 

この、控除額に所得税の税率をかけるのです。

 

私はどうやら20%だったようで、還付金は1000円ちょっとになりました。

 

検索すると、還付金シミュレーション的なものがいくつか出てきたので計算したところ、5000円弱戻ってくるって出たので、これは申請しなければ!!と思って一生懸命e-taxで書類作成したのですが、嘘。

 

5000円なんて全然嘘でした。騙されました。

 

ちょっとめんどいかもですが、e-taxで実際に作って確認しましょう。それが1番確実です。

 

税務署に行く時の持ち物

初めての税務署でどれくらい時間がかかるかわからなかったので、ひとまず1日有給を取って向かいました。

 

▼持ち物(私の場合)

e-taxで作った書類を印刷したもの

・判子

源泉徴収

マイナンバー通知書のコピー

・身分証コピー

 

判子は事前に書類に押しておけば、必要ありません。

 

私はコンビニで印刷してから行ったので、税務署についてから判子を押して、源泉徴収を書類に貼るように糊を借りようと思ったのですが、これが間違いでした。

 

税務署に行こう

確定申告には住宅ローン控除など色んなタイプの申告があります。

 

「年末調整を会社で完了済みの会社員による医療費控除」

これが1番簡単な申請です。

 

書類を既に作成しており、受領済みの印が必要ない人のテントが別で用意されていましたが、糊で貼り付けていないのと、初めてなので印がないと不安だったので、通常通りの手続きをしてもらう列に並びました。

 

私の並んだ年末調整済み会社員の列は比較的短かったですが、住宅ローン控除の列はめちゃめちゃ長かったです。

 

最初に申請用の紙を渡されます。(懐かしの藁半紙)

そこに申請者名などを記入し、源泉徴収の原本を貼り、書類と共に申請します。

 

申請に来ている人は老若男女様々で、家族できている人、おじいさんおばあさん、私と同じようなOLさん、子連れのお母さんなどなど。

 

列を進むと、個別のブースに通され、そこで書類を作成します。

 

私は既に書類は用意していたので、藁半紙に記入して、糊を拝借して源泉徴収原本や諸々コピーをペッペッと貼って終了。

 

さて、次に行くかと思ったら、次はパソコンで書類作成となっています。

 

…おや?

 

どうも私が家でやってきたe-taxの書類作成をこのあと行うみたいなんですね。

 

それは私は必要ないので、係の人に声をかけると、その場で確認し、ショートカットして受領済みの判子を書類に押してきてくれました。

 

なんだか違う列に来てしまったかな…お手数おかけしまして……と思っていたら、どうもそうでもない様子。

係のお姉さんもちょっとラッキーみたいな雰囲気。

 

10分くらい並びましたが、おかげで税務署にいたのはせいぜい20分ほど。

1日有給をとる必要は全くありませんでした。

 

 

ネットで申請しなくてもe-taxを使おう

みんながどういう申告をしているのかはわからないけど、

書類作成くらい家でやってくればよかったのでは…

 

おじいさんおばあさんとかはしょうがないと思うんですけど、バリバリ働いてる世代の人とか、若い子とか、特に子連れのお母さん。

 

ベビーカーに乗せた子どもをあやしながら申告書書いてたんだけど、ああいう人こそ家で作ってくるべきではないんでしょうか。

子どもの医療費関係色々あって来なきゃいけないのはあるかもだけど、家で少しでもやってくればこんなに楽なのに。。

 

子連れのお母さんは、私が列に並び始めてから帰るまで、ずっとブースで記入をしていました。

 

 

病気にならないのが1番

思ったより簡単だったんですけど、面倒くさいのには変わりないです。

なんだかんだ病気にならないのが1番だなってことで、私は3ヶ月に1回歯医者に定期検診に行くことにしました。

 

1回3000円だけど、年に4回行けばいいから1万2千円で済みますし、何より痛い思いをしなくて済みますからね。

 

2020年は税務署行かなくて済むよう、歯と身体を大切にしたいです。