変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

芸能人に会いたいハナシ 後編

驚くべきことに、9時を過ぎると麻布十番はシャッター商店街と化した。

芸能人が夜通し遊ぶネオン街ではなかったのか。

ボブと連絡先を交換してウハウハのBはおいといて、とりあえず光を求めた蛾のように六本木のネオンを求めてふらふら歩き始めた。

 

よく考えなくてもわかることだが、日曜日の夜は人がいない。

 

私はニートだからいいけれど、当然AとBも朝から仕事である。

日曜の夜に遊んでるやつなんてニートと学生くらいなのではないだろうか・・・

遅ればせながらその事実に気付いた途端、私のやる気は急降下

 

今すぐ帰って昨日買った漫画を読みたい・・・!!!

 

麻布十番から六本木まで一駅分歩いてそろそろ足が痛くなってきたので、

作戦会議2と勢いづけのアルコールを摂取するためHUBへ

 

「芸能人と言えばクラブ!!そうだ!クラブに行こう!」

ナイスアイデア!と盛り上がるA,Bには悪いが、私は初めて行ったクラブで気持ち悪い男に壁ドンされたしょっぱい思い出があり、まったく気が進まない。

 

あの手この手で阻止しようとするが、本日の目的(前編参照)を果たしていないAにことごとく阻まれ、10時すぎにHUBを出ることに・・・

 

店員さん(っていうのか?)に

「今結構人入ってきてるよ!」

とそそのかされ、以前おじさんに下半身を密着させられたこれまたしょっぱい思い出のある某クラブへ

 

中は日曜の夜らしく閑散としており、ちょっとこなれた風な学生か外人しかいない。

 

「(前職は)WEBディレクターだよ」

「うおおおおおかっけえええええ」

という横文字職業に憧れるお年頃の学生さんばっかりだった

 

ある意味年下ハーレム

 

だが、目的のイケメン及び芸能人はおらず、

大学3年生(らしい)の男の子が店員バリに持ってきたお酒をカパカパ飲み、

学生生活の悩みをフムフムと聞き、適当なアドバイスをして、終電1時間以上前に早々と切り上げた。

 

麻布十番~六本木

所要時間:5時間弱

会えた芸能人:0

会えたイケメン:0(Bに限っては1)

 

やはりそんな簡単には芸能人に会えないのだ

もしかしたら六本木なんかより、渋谷とか恵比寿の方が遭遇率は高いのかもしれない。

 

 

後日、

ゲリラ豪雨の中、有楽町駅のホームで脇知弘さんを見かけた。

ちなみに彼を見かけるのは二回目になる

(一回目がどこでだったかは忘れたけど)

会いたい、会いたいと思ってると会えないものなのかもしれない