変人日記

変人日記

物書き志望のヅカオタの雑記帳

【絶望】10年ぶりにプールで泳いだ

昨年冬に結婚式をしてから2ヶ月ほど経ったわけなんですが、2.5キロほど太りました。

 

このままでは元の体重に戻ってしまう、と恐れた私は結婚式前の食生活に戻そうとしたわけなんですが、食事制限なんかもしてたので、これがどうもうまくいかない(=食べちゃう)。

 

それで「やっぱり運動でもせなあかんかな、何しよかな」と考えてたところ、実家の近所に市のスポーツセンターがあることをふと思い出しました。

 

そこはジムの他にもプールや体育館などもあって大きいので、いつも市の老若男女で賑わっており、私も昔、母に連れられて一度だけジムを利用したことがあるのです。

 

が、私は子どもの頃からとにかく走るのが大嫌いで、小学校のマラソン大会でもべべから2番目というレベル。もちろんジムも続きませんでした。

 

そのスポーツセンターに数年ぶりに行ってきたのです。

 

 

何故なら

プールがあるから

 

基本運動は嫌いなのですが、私、中学時代水泳部だったんです。

 

地元では割と強い水泳部で、地域の試合に出ると「またあそこに持ってかれるわー」ってな感じ。

個人でも賞状もらったことありますし(繰り上げだけど…)、特に女子のメドレー団体は強くて賞状を貰わない試合はないくらい。

 

だから、泳ぎには自信があったのです。

 

旦那にジムでも通う?って誘われた時も「プールあるとこじゃないとねぇ…?」と言うくらいで。

 

 

そんなわけで、意気揚々と母を連れてスポーツセンターに向かいました。

 

 

水泳に自信があるとは言え、きちんと泳いだのは高校の授業以来。

実に10年ぶり。 

 

水泳部でガンガン泳いでた頃からは13年ぶりです。

 

さすがに昔のようには泳げないでしょうから、最初は初心者コースの片道一方通行のレーンにすることに。

 

しかし、懐かしい香り(塩素)に気持ちが高ぶった私は、体操も忘れ、早速プールへ。

 

土曜の午後は予想以上に空いており、私が入ったレーンにはおじさんが一人。

 

とりあえず肩慣らし的な感じでクロール25m…

 

 

あれ、苦しい……?

 

昔は3回に1度くらいだった息継ぎが、1回1回しないと苦しい。

 

ゴーグルに少しの水が入っただけで「あ、もう無理」という気持ちに。

 

25m泳ぎきった時、信じられないことに肩で息をしていたのです。

 

そして、25m泳ぎきって休憩している間に同じレーンのおっさんを見送る始末。

 

その後も自分の身体の変化に戸惑いながら、クロール、平泳ぎ、背泳ぎと125m(25×5本)泳いだ時点で脇腹が痛くなって上がりました。

 

が、プールサイドにあがるのがきつい。

腕に力が入れられないのです。

 

そんな馬鹿な。

 

水泳部だぞ?

 

どうにか上がってベンチに腰かけると手が震えている気がする。

 

そんな馬鹿な。

 

水泳部だぞ? 

 

 

自分の変化に怯えながらも5分ほど休憩して、とりあえず母のいるウォーキングコースから再開。

 

それ以降もウォーキングを挟みながらトータル250mほど泳いだところで

 

身体の節々が痛み、腕が上がらず、心臓バクバク。二日酔いみたいな気持ち悪さと吐き気。

 

これ以上泳ぐのは到底無理

 

ということで終了。

 

 

 

絶望

 

250なんて正直一回に泳ぐ距離です。

部活で毎日5000、6000泳いでたこの私が、250で救急車呼んで欲しいレベルに疲弊しているだなんて。

 

情けない

 

情けなさすぎる

 

 

その後ダウンのつもりでウォーキングを50して帰ることにしたのはいいんですが、一人でブラジャーがつけられないんですね。

 

痛くて腕が回らないのです。

 

情けないですが、母につけてもらって、パーカーの腕も通してもらって、ようやく着替えられました。

 

もちろんすぐに昔のように泳げるようになるとは思ってませんでしたが、まさかここまでとは。

 

まだ20代とは言え、身体は衰えているんですね。

正直ショックでした。

 
f:id:tomopun:20180129143247j:image

 

この4箇所と背中全面が痛くてね、座るのも寝るのも辛い。

 

腕を普通に横におろすのも「あいたたたたた」てなもんで。

2日経ってだいぶマシになりましたが、まだ違和感は残っています。

 

 

今日も90何歳のおじいさんが運転して塀にぶつかって、同乗してた奥さんが亡くなったというニュースを見ましたが、形は違えどこの人も私と同じです。

 

つまり

自分を信用し過ぎるのはやめましょう

 

過去の栄光にしがみつくのはやめましょう

 

ということです。

 

あと、プールに入るときはきちんと体操しましょう。