変人日記

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物書き志望のヅカオタの雑記帳

煙草の煙と最新技術

社会的には禁煙を押し進めていますが、喫煙者って今どれくらいいるのでしょう?

 

面倒くさいから調べませんが、私のまわりは割と多いです。

 

と言っても主に会社の人で父以外の家族は誰も吸いません。

 

何故なら我々姉弟は、妹が1歳くらいの頃、父の煙草の灰を食べて胃洗浄をしたという話を散々聞いてきたので。

 

誰も煙草を吸おうという気には全くなりませんでした。(でも父はまだ吸ってる)

 

その父も単身赴任をしてる為、あまり煙草への耐性がなくなってきたようで、最近は喫煙者ばかりの飲み会に行くと、酒には酔ってないのに服流煙で気持ち悪くなり、トイレで深呼吸をしなくてはならないレベルにまで達しました。

 

正直苦手。

煙草は嫌い。

 

そんな私がですね、つい先日喫煙ルームに入らざるを得なかったことがあるんです。

 

取引先との打ち合わせ(結構仲良い)で、ランチし終わってそのまま一服したいという相手に付いていったんです。そのあとも用事あったから仕方なく。

私は喫煙ルームの前で待とうと思ってたんですけど、話の途中だったので「あ、じゃあここで待ってますね」とは出来なくて、禁断の地に足を踏み入れたのです。

 

 

 

びっくりしました。

煙がそこかしらから立ち上ってて、薄暗い上に黒い壁なもんだから上にのびていく白い煙がよく見えるんです。

 

 

皆さん黙々と、モクモク煙をはいておりました。

 

 

奥に入って、小声で話を続けていたんですが、喫煙所って狭いんですね。

確かにこりゃ肩身狭いわな、と思いました。

 

男性喫煙者ばかりの中に非喫煙者の女が一人いるのはなかなかの気まずさでした。

 

その上、こんなに煙が充満してて…

 

気使わせるだろうし、自分も嫌だし、入らなきゃよかったと大後悔。

 

自分の周りの煙草にやられてなさそうな空気だけを小刻みに吸って耐えました。

 

結局、中にいたのは3分、4分くらいでしょうか?

 

私には永遠に感じられましたが。

 

外へ出てもなんだか臭いがまとわりついているような気がして、こっそり服をパタパタしたりしてたんですよ。

 

で、そのあと用事を済ませて別れて、すぐに服の臭いを嗅ぎました。

 

が、

 

 

あれ?臭くない…?

 

 

 

そう、煙草の臭いが全くしないんですよ。

 

 

恐らく、喫煙所の換気扇と、柔軟剤のおかげかな、と。

 

喫煙所で綺麗に煙が上にのびてたのは天井に設置された換気扇がガンガン煙を吸ってくれてたんでしょう。

 

最近の柔軟剤はさっと服の表面を払うと焼肉の臭いが消えて、柔軟剤のフローラルな香りがするようになってたりしますからね。

 

恐らく、この2つのお陰で私は煙の臭いを纏うことなく、無事に帰路につくことができたわけです。

 

 

煙草は苦手だし、近くで吸うのはほんとに止めてほしいと思ってはいるのですが、丸腰で立ち向かっても対抗できる技術が発達してるようです。

 

とは言え、今回は煙草一本を吸う短い時間だったので服に臭いは付かなかったのかもしれませんが、確実に服流煙は吸っておりますので。

 

結果オーライ!というわけには行きません。

 

それにしても、あの人アイコスに変えたって言ってたんだけどな…