宝塚友の会 チケットが当たらない2018
星組東京公演、第二抽選の結果が来ました。
ハズレました。
……ハズレました。
七海ひろき最後の公演なのに、まだ東京のチケットが1枚も取れていないという状況です。
先着もちょっと欲を出してしまって逃しました。
(同じ日で抽選は外れたのになんで先着で枚数残ってんだって話ですが)
それにしても。
今年は友の会経由で全くチケットが当たっていません。
以前は星組こうもりをSS最前席で見れたこともあったというのに…
友の会はどうなってるんでしょう…?
宝塚友の会 とは
宝塚の公式ファンクラブです。
チケット購入や各種施設の優待、キャトルレーブでDVD,CDを購入した時の割引などがあります。
私はWeb会員なので、年間1500円を支払っています。
友の会には会員ランクがあり、
上からダイヤモンド、プラチナ、ゴールド、シルバー、レギュラー。
継続年月ではなく、前年度の利用状況に応じて、ポイント変換され、翌年のランクが決まります。
チケットの申し込みや購入でポイントがつくのですが、チケットの当落はこのランクによって左右されます。
私は2015年から加入したので、そろそろ丸4年。
私の2018年のランクはゴールドでした。
宝塚友の会 Webチケット
宝塚のWebチケットでは、
第1抽選、第2抽選、友の会先着、一般の4回購入のチャンスがあります。
第1抽選は主にSS席を対象にしたもの、第2抽選はSS以外の席。第2抽選で席が余れば、その後の先着で購入することができます。
先着は実施されないことも多いです。
友の会2018年の当落状況
今回、星組公演は当たりませんでした。
思い返すと、今年は友の会経由の抽選にほとんど当たりませんでした。
そこで、ちょっと振り返ってみることにします。
(公演の日程ではなく、2018年にチケット抽選したものです)
▼応募した公演
星組 ANOTHERWORLD 東京第1抽選
星組 ANOTHERWORLD 東京第2抽選
花組 MESSIAH 東京第2抽選
宙組 白鷺の城 東京第1抽選
宙組 白鷺の城 東京第2抽選
雪組 ファントム 東京第1抽選
雪組 ファントム 東京第2抽選
星組 霧深きエルベのほとり 東京第1抽選
星組 霧深きエルベのほとり 東京第2抽選
計15回、142枚
▼当たった公演
計2回、4枚
…枚数でいくと2.8%の確率で当選しています。
回数で見ると13%
2.8%…?
ちょっと少なすぎやありませんでしょうか。
友の会では購入最大枚数を選べるのですが、私はこれを毎回MAXで設定しています。
土日休みなので、もちろん土日に当たると有難いんですけど、そんなことしてたら当たらないので、半分以上は平日も混ぜています。
それでも2.8%…
これだと私よりランクの低いシルバーとレギュラー会員の方は1枚も当たっていない可能性があるのではないでしょうか?
友の会経由で当たらない原因
一度、母がムラの大劇場で何かの公演の当日券に並んだことがあるんですが、その時にチケット売り場の方と「最近友の会で当たらなくて…」という話をしたそうです。
その際、売り場の方は「そうなんです、そういうお声すごく沢山頂いてて」と申し訳なさそうにおっしゃってたそうです。
劇団側も友の会経由でチケットが当たりづらくなっていることは把握している様子。
もしかしたら、現場だからこそ拾えてる声なのかもしらませんが。
もちろん、「宝塚の人気が上がった」という理由で当たらないのであれば大変喜ばしいのですが、現実はそうではありませんね。
十中八九、転売ヤーの存在でしょう。
現在の宝塚友の会の制度だと、抽選で申し込んだ数が多ければ多いほど、購入数が多ければ多いほど、ポイントが貯まり、翌年のランクが上がります。
私もランクを上げたいのはやまやまですが、毎回ムラに遠征するだけの財力もありませんし、好きなのは星と宙で、それ以外の組は気になる公演があれば、という買い方です。
ムラの方がチケット当たりやすいのはわかってるんですが、東京で当たれば…という望みを託して抽選し、落選した時にはもうムラもチケット無い、みたいな状態です。
恐らく、私のような買い方をしている人が多いのではないでしょうか。
そうすると、せいぜいステータスはゴールドかプラチナ。それでもステータスとしては悪くないはずです。
友の会による対策
2018年から、友の会は転売ヤー対策として、SS席のチケットは当日発券か会員証であるステーシアカードでの入場しか出来なくなりました。
導入が決まった際は、少なくともSS席の転売はなくなるのでは?と思いましたが、変わらずSS席は高額でチケット譲渡サイトで販売されています。
当日手渡しという形で行っているようです。
最近はチケットの金額もかなり上がり、B席で2万円近くするのも時おり目にします。
知り合いのお父様で宝塚ファンの方がいるのですが、その人は毎回チケットを購入して、行きたいのは行く、行かないのは売っている、と知り合いから聞きました。
聞いた感じだと、定価ではなくて、かなり上乗せしているようでした。
その時は大きな声で批判出来ませんでしたが、行きたいのだけ買えよ!と言いたかった。
そして、売るなら定価で売れ、と。
でも、視点を変えれば、そうでもしないと行きたい公演も当たらない、ということでしょう。
友の会に今後期待すること
正直、入る時に本人確認して、とかそこまでする必要はないと思っています。
どうしても行けないけど、空席は作りたくない、というのは宝塚ファンとしては当たり前の意識です。
本人確認なんてしてしまったら空席が増えてしまって、タカラジェンヌのモチベーションにも関わります。
それでもこれだけ当たらないのはやはり問題だと思います。
これでは、友の会に入ってる意味がありません。
まず、購入数に対してのポイントは撤廃しましょう。
抽選の数に対しては仕方ないとして、購入数にポイントを付与していたら、いつまでたっても負の連鎖は続いていくと思います。
宝塚は特殊な世界。色んなチケットの取得方法があるのはわかっています。
だからこそ、公式のファンクラブである友の会くらい、なるべく平等にチケットを行き渡らせて欲しいと思うのです。
法律で、チケットの転売は手数料込みで定価の20%までしか上乗せしてはいけない、とか決まりを作ればいいのに。
法律の整備と友の会のランク制度の改定を望んでやみません。