舞台観劇は渋い趣味? ミュージカルって面白いの?
「ご趣味は?」と聞かれたら私は「宝塚歌劇を見に行くことです」と声を大にして言うのですが、他のヅカオタの皆さんはどうなのでしょう?
さて、今日のテーマは
舞台、観劇という言葉がもつ一般的なイメージについて
です。
舞台=渋い?
なんでこんな話をするかと言うと、GW前に後輩の営業くんとクライアント先に向かっていた時に「GWどこか行く予定とかってあるんですか?」と聞かれたんですね。
で、私はこう答えたわけです。
「舞台見に行くよ」
と。
半年以上前から楽しみにしていた1789の再演です。初演見に行った時の感動は凄まじく、再演が決まって絶対また見に行こう!と必死にチケット取りました。
(行って来ました)
なので、顔から嬉しさを滲み出しながら「舞台見に行くよ」と言ったわけです。
そしたら返ってきたのが
「へぇ、渋いですね」
……渋い?舞台見に行くのが渋い?
演目の話はしてないけれど、1789は全く渋くない。というかむしろめっちゃ華やか。
いや、もちろん演目が渋いかどうかの話じゃないとはわかりつつも、別に能とか歌舞伎を見に行くわけじゃないんだけどな、とはてなマーク。
彼は私が宝塚が好きなことを知っているようで「宝塚ですか?」とそのあと聞かれたので、舞台=古典芸能と思っているわけではなさそう。
若い男の子からしたら、舞台を観劇するのって渋いのかァ…なんて思ったんですが、最近はアニメやマンガ、ゲームの2.5次元舞台なんかも増えてますし、歌舞伎だってワンピースやったりと若い人にも楽しめる演目が増えてきています。
それなのに舞台=渋いって思われるのはなんだかなぁ…なんて思いながらクライアント先に向かいました。
その日打ち合わせしたのは、アパレル関係の会社の役員の方でした。
30代半ばくらいのおしゃれな男性です。
この打ち合わせの中で「私、舞台見るのが趣味なんですが」とまたしても舞台の話をする機会があったわけなんですが、
こう言われたんです。
「へぇ、舞台?渋い趣味だね」
と。
私より年上の社会人男性をもってしても舞台=渋いというイメージなのか、と驚きました。
深堀りすることはなかったので、彼が舞台という言葉を聞いて何を思い浮かべたかわかりませんが、パッと「渋いね」という言葉が出たくらいですから、彼の中ではそういうカテゴリに属されているのでしょう。
そもそも 渋い とは
1 渋柿を食べたときなどの、舌がしびれるような味である。「―・いお茶」
2 はででなく落ち着いた趣がある。じみであるが味わい深い。「―・い声」「―・い色のネクタイ」「目の付け所が―・い」
3 不愉快そうな、または、不満そうなようすである。「―・い顔をする」
4 金品を出すのを嫌がるようである。けちである。「―・い客」
5 動きが滑らかでない。「湿気でふすまが―・くなる」
[派生]しぶさ[名]
今回に関しては、2の「派手でなく落ち着いた趣がある。地味であるが味わい深い」の意味でしょう。
趣味としてはお金もかかるし、大人の嗜み的なイメージがあるのかなぁ、と予想。
なかなかハードルも高いし、近寄りがたいんでしょう。
こうやってしっかりと意味を考えた上で考えると「大人の趣味ですね」と言われた気がしてきますが、言われた直後は渋い=マイナスイメージを持ちました。
もちろん、彼らがマイナスな印象で渋いと言ったのかはわかりませんがね。
まぁ、他の意味がマイナス要素のものが多いので仕方がないことです。
舞台=渋い と思う人は多分舞台を見たことがない
きっと、今回「渋いね」と言った男性二人は舞台(歌舞伎とかじゃなくて、それこそ1789とかマイフェアレディとか)を見たことがないんじゃないかなと思います。
まぁ、確かにそうそう見る機会もないのかもしれませんが、V6の坂本くんと多部ちゃんがTOPHATやるとか、福士くんが髑髏城やるとかニュースで取り上げられてたりするのに、お芝居はテレビ、ライブ、映画とは別のモノと思われているのでしょう。
マンガや小説でも「デートで映画を見に行く」という描写はあっても、デートでお芝居を見に行くことはありませんものね。
テレビから舞台に転向して活躍してる俳優さんだと、テレビに出てないだけで「芸能界やめたのかとおもってた」なんて思われることもしばしば。
昔は夏におっととっとしてカレーライス作ってたソニンが舞台で引っ張りだこの大活躍してるなんて、知らない人は知らないわけです。
それでも劇場は増え続ける
名古屋の中日劇場はこの春で閉館となりましたが、池袋には新しい劇場が出来ます。
供給は増えているわけです。
中日だって建物の建て替えで閉館しただけで、場所を移して再開する可能性だって十分ありえますし。
でもその供給を受けて喜んでるのって、舞台好きとその舞台に出ている俳優さんを好きな極々一握りの人だけなのでしょう。
一部の人間の中で供給を消化しているのはもったいないな、と彼らの「舞台=渋い」発言を受けて思いました。
と言いつつ。
星組のチケットが1公演分しか取れてないので誰かください。
追記:日テレの「一周回って知らない話」でミュージカルって何が面白いの?ってやってますね。
ちょうどいいタイミングでびっくりです。
「何が面白いかわかんない」って声多かったし、やっぱり取っ付きにくいんでしょうねぇ。
地球ゴージャス ゼロトピア 観劇
先日、午後休とって地球ゴージャスのゼロトピア観劇してきました。
もちろん柚希礼音…ちえさん目当てで行ってます。
そりゃそうよ、ヅカオタだもの。
宝塚以外のお芝居を見るのはこれで3回目なのですが、この類いのお芝居は私には合わない気がしています。
というわけで以下感想。
ネタバレ注意!
ストーリーをざっくり説明すると、
豪華客船が沈没し、無人島に打ち上げられたちえさんたち。手元にあるのは島でとれるココナッツと船から流れ着いた食料だけ。脱出する術もなく、島を探索していく中でそれぞれの過去が露になっていく。彼らの過去とはなんなのか?そしてこの島はなんなのか?
よくある…と言ってしまえばそれまでですが、見ず知らずの人間たちが知らない場所に集められるんだけど、実は彼らには共通点があって…っていうやつです。
ストーリーに関してはまたあとで感想を述べるとして、
まずはちえさんから。
柚希礼音が女性になってる
宝塚退団後、レオンジャックは見に行ったんですけど、お芝居は初めて。
まずは、星組のジャイアンであるちえさんが、違和感なく綺麗な女性に変貌されていることへの感動。
伸びた髪(ウィッグだけど)もレースのワンピースもとってもお似合いだったし、少し高くなっているものの、昔の聞き馴染みのある伸びやかな歌声も聞けました。
ダンスなんかは相変わらず素晴らしくて、他の人が息切れされてる中、一人だけ平然とされていて、流石だなと思いました。(これはそういうお芝居だったかもしれないけど)
女優さんとして頑張っていらっしゃる中にも、指先の所作など、男役時代の名残が見えてヅカファンとして嬉しい部分もあり…
「ちえさんの女優として頑張ってる姿を見る」ためのお芝居としてはとても良かったです。
で、ちえさん以外ですごく良かったのが1つ。
藤林美沙さんのタップ
出演者の中に張り付いたような笑顔の女の子がいたんですよ。
人の話聞かないで妄想炸裂していて、リアルにいたら絶対に友達になれないタイプ
しかも、ずーっと張り付いたような笑顔。
声優さんかな?と思うような高くて演技がかった声。
なんとなーく気になって見てたんですが、彼女の過去を回想した場面を見て一気に引き込まれました。
タップをね踊ってるんですけど、躍りながらの演技にタップの音が加わって、怒りとか焦りとか、どうしたらいいかわかんない行き場のない感情の波がすごい。
ストーリー的には「うん?」って思わなくもなかったんですが、とにかく気迫がすごかった。
あれ毎公演やってるの単純にすごいなって驚きます。
1幕終わった後、一緒に見た母も「タップの子すごかった」って言ってまして、名前を調べたら藤林美沙さんというらしい。
ウィキペディアが見つからなかったので誰か作ってください。
で、今回一番お話したいのがこれ。
ストーリーと脚本
※すごくよかった!って思ってる人は見ないでください
ちえさんの素晴らしさも藤林さんのタップも霞むような壊滅的なストーリー。
普段しっかり作り込まれた小説やタカラヅカのお芝居を見てるから余計そう思うのかもしれませんが、ゼロトピアは詰め込みすぎ かつ 方向性が曖昧すぎると思いました。
そういう面白さは求めてない
面白いんですけど、ストーリーに深みがあって面白いわけではなく、コント的な面白さなんですよね。
その場限りのアドリブ的な面白さというか…
例えば、シリアスな場面でセットの大きな岩の上から苦しそうに気持ちを吐露する新田真剣佑くんに対して、岩の下で話を聞きながら「うん、いいけど、上から目線すぎない?」とナチュラルに話す寺脇康文さん。
(物理的に上の位置から話してるから)
そして立て続けに
「汗すごい、めっちゃ落ちてくる」
という寺脇さんの台詞。
これアドリブじゃないですよね?
普通にシリアスな場面にこのアドリブ入れたら破綻しますもんね?
正直、これ毎回やってるのかと思うと引きます。
しかも、このコント的な笑いをシリアスな場面だろうがなんだろうが関係なく幾度となく突っ込んでくるのがありえないな、と思いました。
コメディにしたいのかシリアスにしたいのか全くわからない。
どこに着地したいのかわからない
ストーリーの結末はこんな感じなんですけど、ラストにいけばいくほど突っ込みどころが満載すぎる。
地球は人間がのせい(戦争とか)で壊れかけていて、みんなが流れ着いたこの島はその影響を多分に受け、既に色が失われてしまっている。
そこで、もう人間同士の争いが起きないように、岸谷五郎演じる黒幕が対人間用の兵器を作っていて、兵器のパワー源になる「怒り」を持った人たちを集めた。
怒りの内容は戦争、飢餓、いじめ、恋愛のゴタゴタ、身内の不信死、無理矢理の近親相姦などなど。何の怒りもない寺脇康文は間違えて連れてきちゃったおもちゃ販売店の社長。
過去に負けずに強くなった西川さんに勇気をもらって、気持ちを奮い立たせようとする皆だが、真剣佑の兄を死に追い詰めたのがちえさんだと判明してしまう。しかし、ちえさんに一目惚れをしていた真剣佑。兄の死への怒りよりちえさんへの愛が勝り、岸谷一派との戦闘へ加わる。が、真剣佑を庇ったちえさんは刺され死亡。岸谷一派は敗れ(たのか?)、島に花が咲き、西川さんは歌い、END。
大きなテーマは「争いはやめてみんな仲良くしましょう」ってことなんだと思うんですが、「愛」とか「立ち向かう勇気」「環境破壊」みたいなサブテーマらしきものが最後に怒濤のように押し寄せてきて「ちょ、待てよ!」ってなります。
キャラクターが中途半端
今回、島に流れ着いたキャラクターがちえさん含め8人いるんですけど、ちえさんの過去に焦点をあてすぎて中途半端になってる気がします。(それだけじゃないと思うけど…)
まず、西川さんはヒーローポジションなのかと思いきやそうじゃない。
みんなを導くキーマンではあるけど、既に怒りを自分の力で昇華させて前を向いてるから、みんなの過去が見えてるわけですよね?なのに兵器のパワー源である怒りのある人として呼ぶのおかしくない?
この二人のは正直Wキャストにするような役ではないのでは?
戦闘シーンで先陣きって服を脱ぎ捨て、「あの辛かった経験があったのはここでみんなを守るためだったのね」とか言ってるけど、鉄バットで父親殴り殺しただけだろっていう。武道の達人かなんかかよ、っていう。
で、彼女は父親に襲われてから肌を露出出来なくなったらしくて、戦闘シーンで服を脱ぎ捨てたのはそれに打ち勝ったって意味もあるんだけど、それまで何にも言ってなかったのに戦闘ちょい前に「露出できなくてミニスカート穿けないから…」みたいな台詞が急に出てくるんですよ。確かにみんな上着脱いだりしてたから暑い島なのかなとは思ったけど、それならそれで
「暑いね、上着ぬがないの?」
「ううん、私は大丈夫…」
程度の伏線はいれないとわからんよ。
一番謎なのが寺脇康文さん
彼はなんなの?ピエロなの?
面白キャラとして入れてるんだと思うんですけど、島に呼んじゃったのもうっかり間違ったからだし、みんなをなだめて説得させるキーマンかと思いきや、それは西川さんがやってるし。コメディ要員なのはわかるけど、この物語に存在させる理由が薄すぎる。
1回しか見てないからわかりきれてないのかなって気もするけど、普通の人はそんな何回も見ないわけだから、 1回でわかって楽しめるお芝居じゃないとダメだよな、という気もしてる。
多分これあてがきだよね。
ストーリーの良し悪しより、役者の良さを伸ばす感じなんだろうな、と思う。
タカラヅカみたいにトップコンビと2番手メインにスポットライトを当てればいいってもんじゃないから、難しいとは思うんだけど、もうちょいストーリーとしての面白みにこだわって欲しかったな、というのが正直なところ。
…なんて。
偉そうに言ったけど、自分が脚本書いてこれ以上に面白いものが書けるかといったらわからないし。
脚本にして、実際にお芝居にして興行してるんだからすごいよな、と思います。
でも2回目はいいかな。
月組 カンパニー/BUDDY 観劇感想
異色で話題の月組 カンパニー/BUDDY見てきました!
月組見るのっていつぶりだろう…
……舞音、か?
約2年ぶりの月組ということになります。
今回は旦那の全組コンプリートと、大好きな早乙女わかばの退団公演ということでチケットとりました。
始まる前から異色だと話題だった今作。
感想を記録しておきたいと思います
お芝居 カンパニー 努力、情熱、そして仲間たち
今回のお芝居は原作のある現代もの。
原作小説は新潮社から出ている伊吹有喜先生のカンパニー。
小説はよく読みますが、この作家さんのお名前を聞くのは恥ずかしながら初めてです。
お芝居全体を見た感想としては、
これ…小説として成り立ってるの?
という。
原作というより、今回の脚本石田先生へのツッコミ。
もちろん舞台化するにあたって、設定とかはある程度変更されています。それはパンフレットでも原作の伊吹先生が言ってました。
ただね、なんかこう…見せ場だけを強引に繋ぎ合わせただけのような気がするんですよ。
顕著なのが、美弥ちゃん演じる高野悠が「バレエをちょろっとかじっただけのアイドルなんかと同じ舞台に立てねえよ」とウィーンに帰ってしまうところ。
美弥ちゃん激おこで大慌てかと思いきや、急に夏祭りでのフラッシュモブだの、SNSでのダンスバトルだのをして集客がんばろ!っていうわかばの提案。
え、何それ、美弥ちゃん出ないからその分他の方法で集客しようってこと?
と思いきや、結局ウィーンまで美弥ちゃん説得に行ってるし。
そして唐突に始まる夏祭りシーン。
そしてフラッシュモブで謎に柔道の形をするたまきち。
からのたまちゃぴ「月が綺麗ですね」
月が綺麗ですね、の台詞は夏目漱石が表現したILOVEYOUの日本語訳で、とても文学的なんだけど、アニメかなんかで使われたり乱用されて今じゃチープな台詞に成り下がってしまってます。
たまちゃぴがやるからなんとか保ってられるけど、そうじゃなきゃシラケるレベル。
それにたまきちがすごい読書家とか博識って描写もないのにこの表現は…耳にして良い言い回しだ!と思っていつか来る日の為にストックしてました!っていう勘違いナルシストさんに見えてしまわないだろうか。
夏祭りとこの月が綺麗ですね、のシーンを入れたくて強引に繋ぎこんだのかな、という印象です。
1幕だけだし時間がないのもわかるんだけど、他のシーンとの繋がりが強引すぎて見てて気持ち悪いです。
原作が元々そうなのか、今回の脚本化が悪かったのかわかりませんが、違和感がすごかったです。
次に
誰がメインなの?問題
メインはもちろんたまちゃぴなんですが、カップルとしての見せ場の割合はこのくらいに感じました。
たまちゃぴ:4
美弥くらげ:4
美弥わかば:1
月城わかば:1
美弥くらげがメインでも十分成り立ちそうなレベルです。
そもそも、キャラクター自体の厚みはくらげが一番。
▼たまきち
妻を亡くしたサラリーマン。元柔道部の体育会系。普段はイエスマンだけど、珍しく専務にたてついて総務部からバレエ団に飛ばされる。
▼ちゃぴ
バレエ留学するも海外の荒波に揉まれ撃沈。コンビニ店員しながら日本の中堅バレエ団で細々と活動。スリを撃退してくれたたまきちに一目惚れ。
▼美弥
ヨーロッパの公演で主役を務めるレベルの日本人バレエダンサー。足を故障しつつも頑張ってきたがそろそろ限界。進退を悩み中。
▼くらげ
元アスリートだが、故障によりトレーナーに転身。美少女ランナーを支える美人トレーナーとして活躍していたが、その美少女ランナーが突然の妊娠で仕事がなくなり、リストラの危機。バレエ団で美弥ちゃんのサポートを任命されるも本人には拒否され必死で食い下がる。
▼わかば
大手製薬会社の社長令嬢にして中堅バレエ団のメインヒロイン。幼なじみの高野が好きで一緒の舞台に立つのが夢。今回の公演で引退予定。
ほら、見てよ。ちゃぴのキャラクターの薄さ。半端ないよ。もはやこれ、くらげの話よ。
みんなで壁乗り越えたらまた壁出て来て…最後は大団円って話の構造自体はわかりやすいし、バレエダンサーとサラリーマンっていう役柄も宝塚…というかたまちゃぴにはぴったりなんだけども、舞台化するには難しい話だったんじゃないかな、という気が。
ただ、たまきちの柔道経験のあるサラリーマンって設定はぴったりすぎだったし、ちゃぴ、美弥ちゃん、くらげ、れーこのビジュアルは相変わらず素晴らしかった。
今回で退団のトシちゃんの出番がちょっと足りなかったけど、わかばのプライドの高いお嬢様っぽさもさすがでした。
あと、個人的にすごくよかったのがみんなが私の名前を呼んでくれてること。
たまきちのね、亡くなった奥さんがともみさんなんですよ。
あ、私ともみって言うんですけど。
ほんでたまに「ともみ」とか「ともちゃん」って名前が台詞の中に出てくるんです。
ともみさん役がいるわけじゃないから、余計名前呼ばれてる感があって。めちゃくちゃいい。
美弥ちゃんの「ともちゃん?」がずっと耳に残ってます。ありがとうございます。
ヅカオタのともみさんは見に行くべし。
ショー BUDDY 悪党は月からやってくる
こちらが話題の組長が頭に地球乗っけてるショー。
珍しいお芝居仕立てのショーです。
宝塚市が首都の平和な地球に月から悪者がやってきてめちゃくちゃやるってストーリーですね。
構成自体はよくあるショーと変わらないんですけど、ストーリーがついてる分すごく新鮮。
ロケット、男役郡舞、デュエット、フィナーレまでもストーリー仕立て!
普段のビジュアルにわーきゃー!言ってるショーよりも見ごたえあるので、たまにはいいかも。
個人的に一番好きだったのは美弥ちゃんが1人でたまきちの帰りを待ちながら色気駄々漏れで歌ってるとこかな。
それにしても、お芝居、ショーと久しぶりに見て思ったんですけど、
月組さんって路線娘役不足してない?
月は詳しくないからわかんないですけど、今回に関してはちゃぴ、わかば、くらげ、美園の4人しか目立ってなかったかな、という感じ。
わかばもちゃぴもやめるし、そしたら次のトップ娘はくらげでしょ?路線娘役少ないよなー。
叶羽時は新公ヒロインやったけど、はしごおろされた感あるし…あとは結愛かれんちゃんとか?
ま、宙も似たようなもんだけどね。
星組 星蘭ひとみ 二度目の新公ヒロイン
次の星組公演、Another world/Killer Rougeの新人公演メンバーが発表されました。
紅ゆずるの康次郎役は天華えま
綺咲愛里のお澄役が星蘭ひとみ
星蘭ひとみちゃん、二度目の新人公演ヒロインです。
星組の新公世代だと
・2番手娘役の雪育ち有沙瞳
・宙から組替、美しさなら負けない華雪りら
・新公ヒロイン経験もあるびっくら小桜ほのか
・最近爆上げ?水乃ゆり
こんなところでしょうか。
今回は日本ものだし、雪で経験のある有沙瞳ちゃんを持ってくるという選択も出来たはず。
りらも宙から組み替えさせたわけだから、ヒロイン候補とまではいかなくても重用するかな、と思ってたし。
ほのかも桜華に舞えでヒロインやったけど、あれ一回だけ。歌も歌えるし、またやらせてもいいと思う。
水乃ゆりちゃんはブーケドタカラヅカでこっちゃんとすみれの丘やってたし、ぴーすけとイベント出させてたりしたからてっきり推したいのかと思ってたけど。
それでも星蘭ひとみちゃんをヒロインに持ってきたってことは、前回のベルリンわが愛の評価が高かったってことなのかな。
スカステニュース見た限りは初々しさと線の細さ、パッと目を引く華やかさは役にぴったりだった。
極美慎くんとのコンビも目鼻立ちくっきりした同士でお似合いだったし。
でも、役と相手役に恵まれた感がなくもないから、次の新公は楽しみ半分、不安半分。
どうせ見に行けないだろうけど。
とりあえずは星組のお稽古場映像楽しみにしていようっと。
チケットぴあの新サービス「Cloak」って一番望んでた形かも
今日、チケットぴあから「サービス変更」についてのメールがきてました。
Cloak(クローク)
っていう新しいサービスを4/18にリリースするらしいです。
Cloakの目玉はなんといっても
チケットの分配、リセール
◆分配
複数枚まとめて買った場合、一緒に行く人のアカウントに権利を移す
◆リセール
チケットとったはいいけど、行けなくなったりした場合、定価で他の人に譲れる
行く人はみんな「自分のチケットで行きましょう」っていうことですね。
リセールはまさに望んでいた形!!
転売ヤー撲滅運動の一種なんでしょうけど、チケットかぶりとか行けなくなったとかは必ず出てくるから、売れるとこないのはないで困ってた。
実際、次の星組公演2枚ダブってて、
twitterで欲しい人探してもいいけど騙されたりしたら嫌だし、結局譲渡系サイトで売るしかないかな、なんて思ってたから。
これが本来あるべき姿だと思う。
こないだネットで見たけど、安室ちゃんのライブ、本人確認とか厳しすぎて入れなかった人いるみたいじゃないですか。
厳しくするのは構わないけど、顔写真見比べたりってさすがにやりすぎだと思うんですよ。
免許もパスポートも持ってない人はどうすんの?
転売ヤーが蔓延ってる現状だとそうしなきゃいけないのかもしれないけど、どうしてもいけなくて友達に譲ったりとかって絶対あるし。
それまでNGにするのはあり得ない。
全てのサービスがCloakみたいな形に対応してくれて、みんながこういうところから買えば、安室ちゃんほどの規制もしなくて済むようになるだろうから。
ぴあだけじゃなく他のサービスでも早急に同様の対応してくれるのをお待ちしております。
インスタ女子って口裂け女なの?
平日の昼ごはんはコンビニかチェーンのカフェかうどんかファレスか…な私。
いつも同じだと流石に飽きてくるわけで…
今日は気が狂ったのかインスタ映え〜なこちらを買ってしまいました。
インスタ映え用サンドイッチ
昼休み、フラフラ宛もなくさ迷って辿り着いた駅ビルで購入しました。
これで500円。
高いか安いか…感じ方は人それぞれでしょうが、これでミラノ風ドリアが1と3分の2ほど食べれると思ったら高いです。
私の前にはインスタにはスタンプで目元隠した子どもの写真載せてるよって感じのママ友二人組が並んでいて、同じようにこのインスタ用サンドイッチを購入してました。
店頭に並んでる時から
「きゃー!インスタバエー」なんて感想は一切なく、「食いづらそうだな、おい」と思ってたんですが、ボリュームありそうだし、その時は気が狂ってたんでお洒落人間のフリして購入しました。
お洒落人間は公園の葉桜の下とか、会社のスタイリッシュ休憩室とかでモグモグするんでしょうが、私は物が乱雑に置かれた会社のデスクで食べます。
会社で出して改めて思った。
でけえ
こんなサンドイッチ食べてるって
インスタ女子はみんな口裂け女なの?
案の定食べにくい。
2歳児のようにぼろぼろこぼしながら食べました。
鷹の爪が縦横無尽に飛びます。辛い。
レタスは大きいものが数枚クルクルしてあるので、失敗すると大部分が引っ張られてきます。
仕方ないのでレタスを先に手で引っ張りだしながら食べました。
レタス単体なので、レタスの味しかしません。
具とパンのとこは美味しかったけど。
しかも更に残念なのが、このサンドイッチ、ボリュームが全然無い。
レタスが半分以上を占めてるってのもあるけど、そもそもサンドイッチ自体そんなにでかくないんだこれが。
私の下手くそな絵で申し訳ないんだけどね、上から見るとパンパンでコロンってしてるから大きく見えがちなんだけど、袋をサンドイッチの下で結んでそう見せてるから、黄色い部分は空洞なのよ。
だから、普通の四角いサンドイッチを大量レタスで拡張してるだけで、サンドイッチ自体のボリュームはそんなにない。
ただ、食べにくくてゆっくり食べるから、この量でもギリ満足できたけど、ボリュームを求めてるなら、大人しくカップラーメンにしといた方がいい。
きっともうインスタ映え用サンドイッチを買うことはないと思うけど、正しい食べ方があるなら教えてほしい。
おしまい
※ちなみにインスタ映え〜って馬鹿にしてるわけじゃない。私もインスタはやってるし、インスタ用に加工もする。けど、このサンドイッチはインスタ映えにこだわりすぎて本来のサンドイッチとして楽しめないんじゃない?という話。
3月4月に行く!日帰り、勝沼ぶどう郷ワイナリー巡り
4月になり、うちの会社にも新入社員がわんさか入ってきました。
うちの部署があるフロアに新入社員のお部屋が作られてしまったので、トイレ混みそうでやだなぁなんてことばかり考えている今日この頃です。
さて、つい先日山梨県に行ってきました。
山梨と言えば、ワイナリー巡りでしょう!
ということで、ワイン苦手な旦那と一緒にワイナリーを巡ってきました。
今回は旅行帰りに3件、翌週10件行ってきましたのでご紹介します。
山梨ワイナリー巡りとは?
山梨=くだもの のイメージはあると思うのですが、なかでもぶどうの栽培がさかんで、山梨県内には約80ものワイナリーがあるそうです。
特に甲州市の近辺に多く、我々観光客が歩いて回れるくらいの距離にかたまっているわけです。
ただ、たわわに実ったぶどうが見れるのは夏~秋にかけて。3月4月は木だけの茶色いぶどう畑しか見ることが出来ません。
その分、人が少ないのでゆっくり見ることが出来ますし、勝沼ぶどう郷駅の桜が見事なので3月中旬~4月頭のお出かけはとってもオススメ。
都内からだと往復3500円ほどなので、青春18きっぷが半端に余ってる場合にもオススメです。
甲府駅のワイナリー
まず1日目にお邪魔したのは甲府駅から徒歩5分の
SADOYA
レストランも併設されているので、ここでランチするのも◎
一軒目にここを選んだのは、しーらん(壱城あずさ)が行っていたから、というヅカオタならではの理由です。
ちょうど山梨旅行がきまっていたこともあり、神のお導きか!とSADOYAさんにお邪魔しました。
非常に明るく綺麗でテーマパークのような可愛らしいワイナリーです。
こちらではワイナリー見学を有料(500円)で行っています。ネットだと3日前までの予約が必要ですが、この時期だからか予約無しでも参加することが出来ました。しかも参加者は私たちだけです。
しーらんも見学したらしく、是非行きたいと思ってたのでラッキーでした。
スタートは敷地内のぶどうの木から。
ぶどうが実ってる時は試食も出来るそうです。
閑散期ということもあり暇だったのか、SADOYAの部長さんが案内してくれました。
地下のワイナリーを見学し、赤、白、ロゼの3種を試飲出来ます。 おまけ?で出してくれたジュースがとても美味しくて購入。
ワインの歴史や作り方、価値など「え、そうなの!?」みたいなことも多く、非常に勉強になります。
なお、SADOYAさんではワイナリー見学をした人は商品購入するとグラスワインを1杯頂けます。
商品も見学者割引をしてくれるので少しお得です。
(他の試飲は有料です)
ワイナリー見学が出来るところは有料無料複数ありますが、ワイナリー巡りのはじめの方でしっかり説明してもらえる有人の見学ツアーに参加するのがオススメです。
石和温泉駅のワイナリー
甲府駅から中央線に乗って7分ほどで着くのが石和温泉駅。お洒落な駅舎の1階には有料の試飲バー的なものが設置されています。
石和温泉駅で最初にお邪魔したのは
マルスワイン
工場のような大きな敷地に入ると、すぐに見えるのがワインを運搬してる車。本当に入っていいのかしら?という気になります。
こちらのワイナリー見学は無料で勝手に見てまわるタイプ。所々に設置してある音声ガイドを押すと、薄暗い地下に女性の声が響き渡って恐ろしいようなノスタルジックなような…とりあえず押さない方がいいです。
勝手に回れる分、気が楽ですが、音声ガイドと展示だけではいまいち頭に入ってこないので、やはりどこかでしっかり説明してもらうのがオススメです。
こちらは試飲も無料で勝手に注いで飲めるタイプ。
今回お邪魔した中で唯一、蛇口をひねるとワインが出るという夢のような試飲です。壁ワインの他にもオススメの2本が置いてあり、赤、白、ロゼと10種類ほど試飲することが出来ます。
こちらでは有料試飲もあり、グラスでの試飲も出来ますが無料試飲で十分なほど。
残念なのが、ワインを売っている店が地方のお土産屋さんのようになってしまっていること。
大型バスのツアー客向けというか…「山梨 ワインチョコレート」とか「山梨 マスカット大福」とか売ってる感じ。伝わりますかね?
残念ポイントはあったものの、こちらでは赤の甘めワインを一本購入しました。
モンデ酒造
マルスワインから歩いて15分ほどの場所にあるのがモンデ酒造さん。
「見学」の大きな看板があるのでわかりやすいです。
こちらも無料でワイナリー見学が出来ますが、入る前に係の人がパンフレットを渡してくれます。すれ違った作業服の方も笑顔で会釈してくれたりと好対応。
が、こちらはワイナリーというよりは完全に工場見学。お邪魔した日は缶ワインの製造ラインのみ稼働していました。
奥に進むと樽とかもあったりするんですが、観光客向けの展示用の空っぽ樽だと思います。(撮ってませんが樽の間に撮影スポットもあります)
これも、SADOYAの部長に樽について教えてもらったからわかることです。
こちらも試飲は無料で、最初にカップを受け取って好きなものを勝手に飲んでいく形式です。
こちらはワインだけでなく、ジュースや梅酒、お茶のお酒なんてのもありました。
パッケージに地球の写真が入った「ワインの旅 宙(そら)」という白ワインもあり、宙組ファンとしては買わなければと思ったんですが…
ここはマルス以上にお土産屋さん感が強くて、正直店に入った瞬間にううーん…という感じ。
お菓子はもちろん漬物まで売ってました。
その上、閑散期にしては珍しく店内が賑わっており、子どもがはしゃいでいたので何事かと思ったら、大型バスのツアー客でした。
というわけで買う気が失せてしまったのでここでは1本も買わずに撤退。
ただ、缶ワインや200mサイズのワインがいくつも売っているので、バラまき用のお土産ワインを探している人はいいかもしれません。
1日目はここで終了。モンデ酒造を出たところで「SADOYAでもっと買っておけばよかった!!」と大後悔。ワイナリー巡りとしては物足りなかったこともあり、翌週再チャレンジすることにしました。
勝沼ぶどう郷駅のワイナリー
翌週、再チャレンジで向かったのは勝沼ぶどう郷駅。ワイナリー巡りとしてはここが最も有名です。
駅は高台にあり、いい時期に来ると緑のぶどう畑が一面に見渡せるのでしょうが、この時期は満開の桜が見れます。
スタート前に駅でこちらのマップをもらうのがオススメ。
案内所のカウンター上に置いてありました。
ここからの交通手段は4つ。
・徒歩
→疲れる
・レンタサイクル
→坂道多い。試飲したら飲酒運転
・バス
→本数少ない
・タクシー
→高い
というわけで私たちは歩いて行くことに。
今回はこのルートで行きます。
原茂ワイン
他の方のブログを読んで行ってみたかったところNO1!
こちらはカサデノーマというカフェが併設されていてランチがとても美味しそうだったので、一番最初に行くことにしました。
ただ、営業は4月上旬~11月の間のみ。
伺う予定だった4/1は空いているのかわからなかったので予約しなかったんですが、前日夜にオープンするのを確認。そのまま予約すればよかったのですが、今回は予約無しで伺いました。
お店についたのはカフェオープンの11時少し前。
既に店内には人が沢山…カフェの受付に名前を書いた時点で予約の人を含めて10組目くらいだったかな。
結局入れたのは11:40頃でした。
ワイン飲んでランチ食べてーだから、回転は悪いです。
こちらが注文のお料理。1700円ほどです。
1つ1つがとっても美味しくて大満足!
旦那が追加注文してたバナナケーキもずっしりで美味しかったです。
カフェの待ち時間は敷地内を散歩したり、試飲をさせて頂きました。
こちらの試飲はバーのようになっていて、スタッフの方ではなく原茂ワイナリーの醸造主…とでも言うのでしょうか。主の方がグラスに注いでくれて説明してくれます。
料金は無料です。
指定しなくても、オススメを白からロゼまで7,8種類試飲させてくれました。一つ一つ味が違うのもわかり面白かったです。
とってもしっかり試飲させて頂けたこともあり、こちらでは白を1本購入。
そして、ここは何と言ってもトイレがめちゃめちゃキレイなのがポイント!!!
私も2回利用させて頂きました。
店内もシックでお洒落だし、トイレも最新型でキレイだし…建築物としても見所アリです。
マルサン葡萄酒
原茂ワインから歩いて10分ほどで着くのがこちらのマルサン葡萄酒。黄色い日差しが目印です。
小規模でしっかり試飲させてくれるとネットで見たので期待してたのですが…
地元の商店という感じの店構えの上、店内には親戚?地元の人?が数人座ってワイワイやってて入りづらいことこの上ない。
その上、店の前では子どもが3人くらい遊んでおり(多分ここのワイナリーの子)、結局断念しました。
シャトレーゼベルフォーレワイナリー
マルサン葡萄酒からまた10分ほど歩いてやってきたのが、シャトレーゼベルフォーレワイナリー。
全国展開しているあのシャトレーゼさんのワイナリーです。
「シャトレーゼ」という名前から正直期待ゼロで行ったんですが、ワインはしっかりしてました!(失礼)
しかも、こちらで取り扱っているワインのほとんどは全国のシャトレーゼでも取り扱っていないし、ネット通販等もしていないそうです。ここでしか買えないってのは購買欲をそそられますね。
試飲は無料と有料があり、銘柄を指定すると人柄の良さそうな店員さんがグラスに注いでくれます。
原茂ワインの試飲で許容量をオーバーした旦那はデザートワインをお願いしたのですが、「最初にこれ飲んでしまうと他のワインの味わからなくなっちゃいますけど大丈夫ですか?」とのこと。
お気遣いありがとうございます…大丈夫です。
こちらでは白とロゼを3種類ほど試飲。春にオススメだというロゼを買うか悩んだのですが、2軒目でもう2本目買っちゃうのもな…と思い断念。
恐らく歩きで回られる方は帰りもここの前通るパターンが多いと思うので、気になったら帰りにまた寄りましょう。お店は17時までだそうです。(日によるのかもしれませんが)
盛田甲州ワイナリー
シャトレーゼの向かいにあるレストランが併設されたワイナリーです。
こちらは1日目のマルス、モンデと少し似た雰囲気。
見学は店内で受付をしています。
試飲は無料ですが、店内は狭く、試飲も小さなテーブルに氷の入った入れ物があり、そこにワインがひしめき合っているような状態です。
私達が行った時は小さなお子さんのいる家族が1組。お母さんが一人ガブガブと試飲してました。
ここで飲んだナイアガラ種の甘口ワインがとても美味しかったんですが、閑散とした雰囲気になんとなく買う気になれずこちらも早々と退散しました。
とは言え、お店が狭いのでこの時期に行くのはオススメだと思います。
シャトーメルシャン
こちらは盛田甲州ワイナリーのお隣。天下?のメルシャンです。スーパーでも売っているのでご存知の方も多いのでは。
こちらは工場見学も試飲も有料で工場見学は予約必須です。
工場見学の方はシャトーメルシャンの建物前の階段を降りますが、予約してない方はそのまま道なりに進みましょう。坂を登りきると交差点があるので、お寺の角を左に曲がります。
そうするとすぐにお店と資料館が右手に出てきます。
シャトーメルシャンのお店はガラスばりでとってもお洒落!店内には軽食とワインが購入できるカウンターがあり、座って飲むこともできます。店と資料館の奥には芝生が広がっていて、ピクニックしてる人もいらっしゃいました。
商品は見たかぎりほとんどワイナリー限定商品だったので買って帰りたいなとは思ったのですが、フルボディが多く(苦手)、数も多いしで試飲はいいか、という気持ちに。
というわけでこちらも購入せず、資料館へ。
昔使っていたワイン作りの道具や日本で作られた最古のワインなどが展示されていて、結構見ごたえあります。
メルシャンは工場がとっても大きいので、ここの工場見学は是非参加してみたいです。
蒼龍葡萄酒
先程の交差点の右角にある建物が蒼龍葡萄酒。
ここはかなりお客さんが入ってて賑わってました。
店内は明るいのですがお洒落過ぎず、とても居心地がよかったです。
こちらの試飲はレジでカップをもらい、冷蔵庫に入ってるものを自由に飲める形式。
上から辛口、甘口、ジュースだったかな?と並んでいるんですが、お客さんが勝手に出し入れしているので、さっき辛口にあったのが甘口のところに…なんてことも。
辛口甘口それぞれ6本くらいとジュースが2本。赤い葡萄ジュースと白い葡萄ジュースで、白いジュースはかなり甘いそうです。(旦那談)
こちらでは旦那がブルーベリージュースを(何故ブルーベリーにしたのか謎)、私は甘口の白を1本購入。
白だとシャルドネやナイアガラなんかはよく見かけましたが、こちらはデラウェア。
スーパーにも並んでるあのデラウェアです。
試飲して美味しかったので購入したのですが、人気NO1だそうです。
イケダワイナリー
こちらも他の方のブログを見て行きたいと思っていたところ。
青い壁に葡萄の絵が描かれた素敵なお店です。
こちらは店内は狭めで「ひやかし御免」って感じだったのですが、接客してくれた若い女の子(学生さんだろうか)が「試飲できますよ」と声をかけてくれたのでお願いすることに。
試飲は500円ですが、1本でも購入すると500円は戻ってきます。ので、購入を検討されているなら試飲するのがオススメ。
こちらでは大きなワイングラスにスパークリング、白、ロゼ、赤と全部で10種近く飲ませて頂きました。
スパークリングの試飲はなかなか珍しいのでは。
店員さんはシャイなのか「これが○○です」と商品名しか言ってくれないのですが、質問するとめっちゃ答えてくれました。
結局、店に入って第一印象でいいな、と思っていたロゼを購入。
パッケージもお洒落です。
くらむぼんワイン
こちらも行きたいと思っていた1つ。
イケダワイナリーから徒歩5,6分でしょうか。
古民家を改装した店内はとってもお洒落。
楕円形?のテーブルにワインがズラリと並んでいます。
こちらもイケダワイナリーと同じく試飲は500円で1本でも購入すれば500円は戻ってきます。
試飲はとってもしたかったのですが、イケダワイナリーでけっこう飲んじゃったのと、最後の赤のフルボディ4杯に少しばかりダメージを受けていたので残念ながら遠慮することに。
後から入ってきた方が「葡萄ジュースが美味しいのよ ー」とお友達に言っていたので、ネット通販があれば購入したいです。
ダイヤモンド酒造
くらむぼんから2分ほどで着くのがダイヤモンド酒造。普通のお宅のような感じでとっても入りにくい…
意を決して入りましたが、どなたも出て来なかったのですぐに退散。
東夢
ダイヤモンド酒造から来た道を戻り、蒼龍、メルシャンの前を通って、シャトレーゼの前を曲がって川沿いを歩いて出てくるのが東夢さん。
お店は階段を上がって2階です。閑散期もあって無人だったのですが、すぐにお店の方が出て来てくださいました。
2階なのもあって、店内は明るく、見晴らしもとてもいいです。
試飲は無料と有料があり、オススメを出してくれます。疲弊していた旦那はジュース、私はそのジュースをワインにした限定のものを頂きました。
ワインだとあまりわからないのですが、ジュースはまるでりんご!
葡萄なのにりんご!という感想しか持てないボキャブラリーの少なさが情けないのですが、本当に葡萄なのにりんごジュースのようでした。
こちらのジュースは本数限定でネット通販してないらしいので購入。
見た目もりんごジュースのようです。
あと、アジロンという香りが強い葡萄で作られたワイン(原茂、蒼龍でも試飲にあります)も頂いたのですが、他のとこだと甘口が多いのにこちらは辛口。すっきりとした飲み口で中華料理にも合うそうです。意外。
東夢さんによると、GWも観光客が少なくわりと空いているそうです。ぶどうの丘の方はそこそこ賑わうそうなのですが、ワイナリー巡りをしている方はそんなに多くないのだそう。
というわけで10件(ちゃんと見たのは8件)まわって帰りました。
購入したのはワイン3本、ジュース2本の計5本。
どれも1000円~2000円の間です。
なお、元々行く予定だった大泉葡萄酒と岩崎醸造は日曜定休で残念ながらやってませんでした。
このルートだと、10:30勝沼ぶどう郷出発で、16時過ぎの電車には乗れます。(本数が少ないので事前にチェックしといたほうがいいです)
都内につくのは18時半ごろなので、日曜に行ったとしても家である程度ゆっくりできます。
ワインが好きな人はもちろん、ハイキングとしてもとってもオススメなので、次のお休みに山梨行ってみてはいかがでしょうか?